雪の大地で炎の決戦 「第54回青森県溶接技術競技大会」
大寒波が日本を襲った2月8日、氷点下の中、セ氏5000度のアークを放ち、20人の溶接士が腕を競う第54回青森県溶接技術競技大会が開催された。今回のWelding Mateでは、本大会の注目溶接士に話しを聞いた。
人手不足の背景もあり、外国人、身体的なハンデを持つ人材などが活躍できるフィールドを整えていくダイバーシティ経営への注目度が工場している。埼玉県秩父市にある二ノ宮製作所(二ノ宮紀子社長)では、フィリピン、インドネシア、ベトナム、ミャンマーといった複数国籍に加えて、重度の聴覚障害や脳性麻痺というハンデを背負った作業者など、幅広い人材が活躍する。そんな同社の事業を取材した。
6月10日に福島県内の溶接士69人が溶接技術を競った第68回福島県溶接技術競技会。この競技会の、ティグ溶接の部で入賞した溶接女子の齋藤志乃さん。「(入賞の)産報賞をゲットしました」と顔いっぱいに笑みをうかべる齋藤さんに話を聞いた。
溶接事業所では、フィットテストへの対応に頭を抱える事業所も少なくない。そんな中、いち早くフィットテストに対応したのが、岡山市北区にある溶接事業所、フジワラテクノアート(藤原恵子社長)だ。同社では、習熟した溶接技能を「競争力」の一つとして捉えているため、溶接士が安全に作業できる環境は欠かせないという。そんな同社の安全への施策を取材した。
第14回山梨県高等学校溶接競技会で優勝して山梨県で1番の溶接士になった青州高校の望月命さんにインタンビューしました。