Welding Mate

先端力学シミュレーション研究所 溶接ひずみ解析普及の歴史振り返る 阪大との二人三脚で築いた独自市場

先端力学シミュレーション研究所(以下:ASTOM)は、プレス成形、溶接、組付け、樹脂成形などの生産技術CAEを得意とするソフトウェアメーカーだ。そんなASTOMの主力商品の一つである溶接ひずみ解析シミュレーションソフトウェア「ASU/WELD-Master(以下:ASU/WELD-Master)」は、大阪大学接合科学研究所・村川英一名誉教授の研究成果を実用化したものである。現在、自動車メーカーを中心に多くの顧客を獲得している。「溶接ひずみの解析であれば、どこにも負けない」と話す同社の安藤知明元社長(ASTOM元社長)の自信は、溶接研究で世界を牽引してきた大阪大学接合科学研究所とともに、トライ&エラーを20年以上繰り返してきた年月に裏打ちされている。今回のウェルディングメイトでは、ASTOMメンバー(安藤元社長、解析担当後藤、営業担当近藤)と、日本の溶接ひずみ解析の第一人者である阪大の村川名誉教授に、ASU/WELDの開発秘話と今後の展望を聞いた。以後、発言者は敬称を省略して、村川名誉教授、ASTOM側は、安藤元社長、解析担当後藤、営業担当近藤と表記する。

その他
技能者

北海道の溶接士 「社長を尊敬している」が溶接を続ける理由 永坂健次さん(溶接ニュース2024年7月23日付より)

技能者不足を大きな課題とする溶接業界だが、「溶接が好きで毎日が楽しい!」という溶接士も存在する。 今回のWelding Mateでは、そんな溶接が大好きな北海道の溶接士、永坂健次さんに話を聞いた。

ルポ

中島プレス工業(株) ロボット・技能者の2軸で技能伝承(溶接ニュース2024年5月28日付より)

100年を目前に控える中島プレス工業(株)。100年間の培ってきた技能・技術は、新たに習得することは困難であり、正確に伝承していくことも、重要項目の1つだ。今回の Welding Mateでは、過去の100年を次の100年に繋ぐ溶接事業所、中島プレス工業を取材した。

技能者

鉄道産業で培った技術で日本一目指す 神奈川溶接界初の全国区溶接女子 (株)総合車両製作所 二瓶美摘さん

今年で67回目となる神奈川県溶接技術コンクールで、神奈川溶接界の歴史上、初めてとなる女性技能者が、全国溶接技術競技会に駒を進めた。今回のWelding Mateでは、歴史的快挙を成し遂げた(株)総合車両製作所の溶接女子、二瓶美摘さんに話しを聞いた。

その他

「第11回溶接人杯」受賞作品決まる! グランプリは「ドラゴンストーブ」(溶接ニュース2024年6月4日号より)

溶接作品コンテスト「第11回溶接人杯(ようせっちゅうはい)」の受賞作品が決定!!今回のWelding Mateでは、溶接の力量に加え、感性や個性にあふれた作品を紹介する。

ルポ

(株)ヤスオカ こどもマルシェに参画 金属加工製品を身近に感じる機会に(溶接ニュース2024年6月25日号より)

ポストコロナとなり、地元住民向けイベントが各地域で盛り上がりを見せている。レーザ加工によるマーキングや彫刻、発色加工を得意とする大阪府柏原市の株式会社ヤスオカ(安岡直樹社長)は、「第2回かしわらスマイルこどもマルシェ」に参加。今回のWelding Mateでは、このイベントの様子を取材した。

ルポ

秋葉原にオープンしたヨセモSTUDIOで「よせもの」を学ぶ!(溶接ニュース2024年5月28日号より)

大量生産が消費の中心になってから姿を消していった伝統工芸は数多い。一方で、手作業でしか表現することができない美しさは、確かに存在し、その1つが、ろう付技術である「よせもの」だ。今回のWelding Mateでは、脈々と受け継がれてきた、よせものの技術を体験できる秋葉原の「ヨセモSTUDIO」を取材した。

ルポ

一文機工(株) 夏休み工場見学で溶接体験

自社の事業の認知度を広げる取り組みの一つとして注目されているのがオープンファクトリーといった、「工場を一般の人に開放して、ものづくりを体験してもらう」という取り組みだ。足立区が開催する「夏休み工場見学」に参画した、一文機工の取り組みを紹介する。

技能者

新潟県溶接技術競技会 参加選手インタビュー TBグローバルテクノロジーズ(株)

第34回新潟県溶接技術競技会で火花を散らした溶接士の中でも、注目を集めていたのが紅一点の溶接女子、大橋怜奈選手だ。今回のWelding Mateでは、大橋選手要するTBグローバルテクノロジーズ(株)の参加選手に話し話しを聞いた。

技能者

レペゼン宮城の溶接士 及川将司さん ある人気アーティストにソックリだと話題に

東北発電工業利府製作工場の溶接士、及川将司さんは、宮城県溶接技術競技大会の被覆アーク溶接の部を4連覇している凄腕溶接士だ。今回のWelding Mateでは、凄腕なことに加えて、大人気HIPHOPグループCreepy Nuts(クリーピーナッツ)のラッパー「『R指定』とそっくり!」と声をかけられるという及川さんに話を聞いた。

ルポ

菊川工業(株) 代表取締役会長宇津野隆元会長 溶接町工場の脱炭素への取り組み 

「カーボンニュートラルに向けて」といった文言は頻繁に目にするが、実際に、中小企業に実践できる取り組みは多いとは言えず、言葉が一人歩きしている印象を受ける。そんな中、今回のWelding Mateでは、中小企業に分類される溶接町工場の菊川工業(株)が実勢する脱炭素化への取り組みを紹介する。

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