都筑ケ丘溶接 焼き芋がつなぐ溶接の輪 「どちらも火入れが大切」
米ドジャースに所属するプロ野球選手、大谷翔平選手の活躍で、すっかり定着した「二刀流」というキーワード。従来では考えられない二つのことで結果を残す人・企業が注目される中、多くの注目を集めているのが「溶接」と「焼き芋」で愛される横浜市都筑区川和町の都筑ケ丘溶接(根本林太郎社長)だ。今回のWelding Mateでは、「どちらも火入れが大事」とする同社の取り組みを取材した。
(一社)東京都溶接協会が開催する高校生向け溶接研修イベント「夏フェス」。キャッチーなネーミングで、多くの学生を集めるこのイベントだが、コロナウイルスの影響で5年ぶりの実施となる。 今回のWelding Mateでは、数々の溶接士の卵が生んできた、この夏フェスを紹介する。
溶接は習熟するまでに期間を要する技能のため、営業や設計といった他部署は「触れたことがない」場合も多い。そんな中、東京都八王子市の葵製作所では、製造スタッフはもちろん、事務職も営業職も溶接を学ぶ機会を作っている。今回のWelding Mateでは同社の営業部で「溶接の経験を生かして」働く阿久津千夏さんに話を聞いた。
長い夏休みには「自由研究」や「自由工作」の宿題が出ていた人も多いのではないだろうか。今回のWelding Mateでは、群馬県の小学生を対象とした「溶接を使った夏休みの工作」についての取り組みを紹介する。
溶接作業において、勘所が重要視される理由の1つは、「強いアーク光で視認できないこと」が大きい。そのため、特に量産製品を手掛ける事業所では「溶接を可視化する」ことが長年の課題だった。今回のWelding Mateでは、この可視化に独自の方法で立ち向かうカトウ光研(株)の技術を紹介する。
今回のWelding Mateでは、溶接と切っても切り離せない「ガス」のスペシャリストを紹介する。パリオリンピックでも大活躍した聖火リレーのトーチを製造した日本企業、新富士バーナーと、そのトーチが魅せた「消えない火」の技術は、今なお世界中から注目を集めている。
溶材商社を中心とした関東を代表する溶接関連企業の2世・3世で構成する東京JEM会(代表幹事、吉川大介・吉川金属工業社長)。同会は8月3日に、1年に1度の会員家族を交えた「ファミリー会」を開催。今回のWelding Mateでは、笑顔と笑い声に包まれた夏のイベントを取材した。
人手不足を課題とする多くの溶接事業所にとって、喫緊の課題である作業自動化・効率化。今回のWelding Mateでは、最大200%までバーリング加工の生産効率を高めたという、北海道内外で活躍する石狩市の配管溶接のスペシャリスト(有)平山設備を取材した。
第60回群馬県溶接コンクールに出場し、見事制したのは、プラント機器製作・建設に定評のある(株)上備製作所の山口和紀さんだ。今回のWelding Mateでは、山口さんに、溶接士になった理由や、共に技能を研鑽するお兄さんとのエピソード、将来の夢などについて話しを聞いた。
「バズる」とは、各種SNSで話題になり急激に注目度が向上する現象を指すが、実際にバズっている身近な人は数少ないのではないだろうか。今回のWelding Mateでは、2024年、溶接業界で最もバズった2人の溶接士兄弟を紹介する。
技能者不足を大きな課題とする溶接業界だが、「溶接が好きで毎日が楽しい!」という溶接士も存在する。 今回のWelding Mateでは、そんな溶接が大好きな北海道の溶接士、永坂健次さんに話を聞いた。