溶接ニュース2026年9月1日付【第3641号】
溶接ニュース2026年9月1日付【第3641号】
■次世代型ニュートリノ観測装置「ハイパーカミオカンデ」、完全溶込溶接で水密性確保
東京大学宇宙線研究所神岡宇宙素粒子研究施設(ICRR)が岐阜県飛騨市で建設中の次世代型ニュートリノ観測装置「ハイパーカミオカンデ」の水槽ライニング工事がこのほど完了した。観測装置を設置する巨大地下空洞の内壁と底部にステンレス鋼板とコンクリートを敷き詰め水槽を構築する工事で、鋼板同士を完全溶込み溶接で接合し水が漏れない構造としている。2027年に光センサーを取り付け、28年から観測を開始する予定だ。
■冬木工業(群馬県)、高崎工場竣工
総合建設と建築鉄骨製作の2事業を展開する冬木工業(群馬県高崎市、大竹良明社長)はこのほど、高崎市内に新しく建設した新工場の竣工記念式典を開催、建築関係の取引先企業などから約150人が参集した。新工場は高崎工場と命名し柱・梁製作の主力拠点として1本の重量が10㌧を超える大型物件向けの柱部材にも対応可能な生産体制を整備。国土交通大臣認定Hグレードの取得が見込まれる10月からの本格操業開始を目指す。
■ミドリ安全スライド式甲プロテクタで特許取得
ミドリ安全(東京・渋谷区、松村乾作社長)はこのほど、重量物を扱う現場で用いる安全靴向けに、足の屈曲に合わせて足の甲を保護する甲プロテクタが追従して可動するスライド式の新構造について特許を取得した。
■日本溶接協会ろう部会、10月12月に技術講習会開催
日本溶接協会のろう部会は10月に中部地区で、12月に東京地区で「2026年度現場に役立つろう付技術講習会」を開催するにあたり、受講の申し込みを受け付けている。ろう付技術の向上・啓発を目的とした講習会で、これまでの開催回数は90回に及ぶ。「材料から学ぶろう付技術の基礎」をメインテーマに据え、ろう付技術に携わる作業者・技術者・管理者を主な対象に、ろう付の基礎から応用まで幅広い知見を提供する充実した内容となっている。
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