溶接ニュース2025年6月17日付【第3583号】
溶接ニュース2025年6月17日付【第3583号】
■溶接日本一の栄誉称える
日本溶接協会は総会に合わせて6月11日、東京・文京区の東京ガーデンパレスで全国溶接技術競技会の表彰式を開催。最優秀賞の中神貴紘選手(東芝エネルギーシステムズ)、長谷貴宏選手(日立製作所)をはじめとする入賞選手39人(被覆アーク溶接の部20人、炭酸ガスアーク溶接の部19人)を表彰し、その栄誉を称えた。
日本溶接協会(日溶協、会長=青山和浩・東京大学教授)は6月11日、東京・文京区の東京ガーデンパレスで2025年度定時総会を開催。今年度からスタートする第3期4カ年計画のもと、「人材育成の拡充」、「次世代新技術への対応」、「認証事業の海外展開」を3本柱とする活動方針を示した。総会に続き同会場で第55回日本溶接協会賞授与式、第6回日溶協マイスター認定式が行われた。
経済産業省は2025年度第1四半期(25年4―4月期)の鋼材需要量について1804万㌧になるとの見通しを示した。前年同期比では4%減と7期連続の減少、前期実績見込比では3%減と4期ぶりの減少。建設業は資材コスト高騰や人手不足の影響が継続して動きが鈍く、製造業も引き続き低調で、中国経済の減速などにより輸出も振るわない。こうした状況から鋼材内外需は前年同月比、前期比ともにマイナスになると見込まれる。
少子高齢化を背景に日本の様々な産業で人手不足(人材不足)が深刻化し、事業継続を図る上でその対策が最重要課題のひとつとなっている。特に溶接・切断業界では現場作業の担い手が慢性的な不足状態にあることから、人手に代るものとして協働ロボットなど各種ロボットの活用が進んでいるのに加え、搬送作業、研磨作業、ピッキング作業など溶接・切断の前後工程においても人手不足を補う自動化・省力化機器の導入ニーズが急速に拡大。
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