三菱化工機、那須電機鉄工、日本フイルコン「水素吸蔵合金配送システム」の実証実験を実施

産業ガス
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三菱化工機(川崎市川崎区、田中利一社長)、那須電機鉄工(東京・新宿区、鈴木智晴社長)、日本フイルコン(東京・稲城市、名倉宏之社長)の3社は8月26日、稲城市のJR南武線南多摩駅前で行われた「南多摩駅夕涼み会」で「水素吸蔵合金配送システム」の実証実験を実施した。

実証実験では三菱化工機川崎製作所内で生産した水素を水素吸蔵合金タンク(MHタンク)に充填の上で、会場に運搬し、会場に設置した(燃料電池)システムから調理用機器や音響機器に電力の供給を行い、実際の作動状況などを確認した。

今回の実験では水素の製造と水素吸蔵合金配送システムへの供給を三菱化工機が実施。MHタンクの製作を那須電機鉄工が担当し、水素を使って電気を発生させる可搬型FCシステムは日本フイルコンが製造したものを使用した。

【電子版ガスメディア9月12日号より抜粋】

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