パロマ、浪江水素ホテルに 水素専焼給湯器提供

産業ガス
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【電子版ガスメディア4月21日より抜粋】

パロマ、浪江水素ホテルに

水素専焼給湯器提供

◆高速燃焼に対応した専用バーナを設計

パロマはこのほど、福島県浪江町に開設した宿泊施設「浪江水素ホテル」に水素専焼タイプの給湯器を提供した。商業施設への水素専焼給湯器の実装は国内初となる。実際の利用環境下で恒常的運用を見据えた実証に取り組む。

今回導入した給湯器は、水素の特性に対応するため新たに開発した製品。水素を直接燃焼させる専焼方式を採用し、水素特有の高速燃焼に対応した専用バーナを設計したほか、爆発の危険性や不安定な燃焼といった課題を解決し、安全性を確保した上で商業施設の給湯需要を満たす安定した出湯性能も特徴となる。

給湯器を導入した浪江水素ホテルは施設内エネルギーを水素でまかなう宿泊施設。浪江町が水素の製造から供給、利活用までを一体的に推進して社会実装を図る「なみえ水素タウン構想」の取り組みの一環として、世界初の100%水素ホテルを目指す。

同ホテルは、町内に立地する実証施設「福島水素エネルギー研究フィールド(FH2R)」で製造したグリーン水素を活用する。

パロマは「安全確保を最優先に、これまで培ったガス燃焼技術や制御技術を基盤とした新エネルギー対応技術の研究開発を進めている。今回の実証を通じて知見を蓄積し、水素社会実現への貢献につなげていく」としている。

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