【2026年7月21日更新】岩手酸素、自社民営避難所活用 体験型プログラム「防災合宿」を事業化
【電子版ガスメディア2026年7月21日号より抜粋】
岩手酸素、自社民営避難所活用
体験型プログラム「防災合宿」を事業化
◆自治会や自主防災組織、小中高校、専門学校などの団体を対象
岩手酸素(岩手県北上市、堀内健一社長)は、自治会や自主防災組織、小中高校、専門学校などの団体を対象に、本社2階の民営避難所内で防災について学べる体験型プログラム「防災合宿」を事業として展開する。
同社の防災合宿は、社内にある民営避難所を舞台に実際に避難所生活を送りながら防災について学べる体験型プログラム。防災士の資格を持つ堀内社長が自ら講師を務め、災害の種類や、防災の原則である「自助」「共助」の重要性を学ぶ基礎知識講座を実施する。さらに、昔話の桃太郎をモチーフにし、子どもにも分かりやすく命を守る方法を伝える『防災アニメももたろう』を教材とした座学も行う。
また、「防災グッズの見せ合いっこ」と題したプログラムでは、参加者それぞれが避難時に必要だと考える防災グッズを持ち寄り、互いに説明し合うことでコミュニケーションを深める。対話型カードゲーム「運命の分かれ道〜クロスロードゲーム〜」を用いたプログラムでは、災害時に二者択一の決断を迫られる状況をシミュレーションする。正解のない問いに対し、参加者が自らの考えを表明し議論を交わすことで、意思決定力を養う。
堀内社長は「防災の重要性を認識している人は多いが、実際に災害が起きた際、どのような準備や行動が必要か、しっかりと理解されているとは言い難い。例えば、防災グッズは長期保存可能な食料や衛生用品だけでなく、避難生活におけるメンタルケアに貢献するものも重要になる。ぬいぐるみなどが安心感を与え、心の安定を保つ役割を果たすケースもある。防災合宿は、ゲームを交えて参加者同士のコミュニケーションを深めながら、正しい知識を学び、防災意識を高めるきっかけになる」と述べた。
[ 実際の災害時を想定した避難所運営体験型プログラムも実施 ]

