【2026年11月3日更新】丸由工材・京浜島ガスセンター 水素容器置き場を拡張するなど刷新

産業ガス
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【電子版ガスメディア11月3日号より抜粋】

丸由工材・京浜島ガスセンター

水素容器置き場を拡張するなど刷新

◆新規ビジネスも展開、都内を中心とした需要増に期待

溶材商社の丸由工材(東京都中央区、澤田庸介社長)は、2025年11月に京浜島ガスセンター(東京都大田区)の大規模リニューアルを実施。レゾナックの水素充填作業廃止に伴い懸念された関東圏の水素供給不足・需給逼迫リスクを少しでも回避するため、高圧ガス貯蔵庫を拡張し、水素ガスの貯蔵能力を従来の約3倍に増強した。


[ 溶材商社の丸由工材は水素容器置き場を拡張するなど
2025年11月に京浜島ガスセンターの大規模リニューアルを実施 ]

同社では需要の高まりと厳格化するコンプライアンス遵守のニーズに対応するため、顧客所有の水素ガス容器(カードルやシリンダー等)を預かり・保管するソリューション業務を新規ビジネスとして開始。立地の利便性と高度な安全管理を強みに新たな収益源の確保を目指す。

法令遵守とレイアウト最適化:高圧ガス保安法や消防法などの関係法令を遵守し、保安距離確保のための緑地配置など綿密なレイアウト設計を実施。

温度管理を徹底するべく、40度以下の保管規定を守るため、屋根・専用倉庫の設置に加え散水装置を導入した。また、労働環境と保安力の向上に向けて事務所棟の改修により運送会社の配送員向け待機所を新設するなど、職場環境の改善を通じて現場全体の保安力を高めている。

地域の需要動向と今後の展望を見ると、東京都を中心にFCバス・タクシー・トラックや水上モビリティなど水素需要が急増しており、近隣では「東京都京浜島グリーン水素製造所」も稼働している。同社は都のプロジェクト「TOKYO H2」にも参画しており、都心部への優れたアクセス性と安全な保管機能を活かし、首都圏の水素インフラを支える中継地としてさらなるビジネス拡大を図る。

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