【2026年10月20日更新】大阪府で高圧ガス防災訓練を実施
【電子版ガスメディア10月20日号より抜粋】
大阪府で高圧ガス防災訓練を実施
大阪府と大阪府高圧ガス地域防災協議会(山本浩司会長)は10月8日、大阪府東大阪市にある大阪市消防局高度専門教育訓練センターで2026年大阪府高圧ガス防災訓練を実施。応急処置訓練や高圧ガス実験などが行われ、関係事業者など480人が参加した。
後援は、大阪市消防本部、高圧ガス保安協会、近畿高圧ガス地域防災協議会連合会。また、大阪府高圧ガス安全協会、大阪府LPガス協会、大阪高圧ガス熔材協同組合、大阪府冷凍設備保安協会が協賛している。
訓練に先立ち大阪府危機管理室消防保安課の近藤哲哉参事が挨拶し、「先日の熊本地震では大規模な爆発事故が発生し、LPガスのガス爆発である可能性が高いと推定されている。LPガスをはじめとする高圧ガスは産業や暮らしを支える一方で、ひとたび事故が発生すると多大な事故が発生する可能性がある。現場での安全・安心を最優先に高圧ガス保安活動にいっそう取り組んでいただきたい」と語った。
続いて、訓練本部長の大阪府高圧ガス地域防災協議会の山本浩司会長(高圧ガス工業)が、「本年度、大阪府内での消防署からの依頼による高圧ガスに関する指定防災要員の出動件数は9月末時点で4件となっており、専門性が必要とする高圧ガスの事故の措置に協力した。訓練を含めた防災活動が機能していることに繋がっているものであり、今後も継続し、災害防止に取り組んでいきたい」と挨拶した。
次に行われた訓練では、第一部「ライブ映像119~映像通報システム~の利用方法展示」、第二部「アセチレンガス漏洩着火時の応急処置訓練」、第三部「LPガス漏えい通報時の緊急出動訓練と応急処置訓練」が実施された。
実験の部では、第一部「支燃性ガス(液化酸素)による燃焼実験」、第二部「特殊材料ガス(モノシラン)による燃焼実験、第三部「可燃性ガス(LPガス・水素ガス)燃焼比較実験」が実施され、最後に第四部の訓練として「一般ガス(液化酸素)ローリ路上災害時の応急処置訓練」が行われた。
閉会式では、経済産業省中部近畿産業保安監督部近畿支部保安課の中島健一課長が「本日の訓練と実験では、日頃の業務で培った技術を遺憾なく発揮し、迅速かつ的確な対応を実践していたことが確認できた。訓練により保安意識の向上はもとより、関係機関との連携強化が図られたと考えている。引き続き、確実な連携のもと防災体制のさらなる充実と安全確保に尽力してほしい」と講評を述べた。

