(有)大塚技研 溶接技術でレースカー自作し大会を完走 「ハンド型導入で新たな活路」
8月14日、富士スピードウェイで開催された人気レースイベント「K4GP」。100台を超えるレースカーが爆音を轟かせながら駆け抜ける中、ひときわ注目を浴びたのが、大塚技研(静岡県富士市・大塚弘幸社長)の手掛けたイエローXブラックのレースカーだ。クラッシュや燃料切れによる離脱が相次ぐ中で見事200周を完走。本記事では、レースカー部品の製造を生業とする同社の溶接事業と、近年注目される技能者が手作業で使用するファイバーレーザ溶接機(ハンド型)の有効活用事例を紹介する。