電子版ガスメディア2025年4月8日付【第321号】
【電子版ガスメディア4月8日付情報】
■AWI、グローバルエンジニアリングCを新設
エア・ウォーター(AWI)は堺事業所(堺市西区)に「グローバルエンジニアリングセンター」を新設し、4月7日に稼働を開始。産業ガス関連設備の開発から設計、製作、運転、保守までをトータルに実施する拠点となる。AWIの松林良祐社長は「同センターは国際市場において差別化のポイントとなる『人』の育成の場としても活用していく。グローバルにおける『ものづくりの司令塔』となる」と力を込める。
■大陽日酸、米国大学にMOCVD装置を納入
大陽日酸はこのほど、米国のサウスカロライナ大学に同社製MOCVD装置を納入すると発表した。サウスカロライナ大学が採用した同社製MOCVD装置「SR―4000HT」は、パワーエレクトロニクスなどのデバイス技術に不可欠な高品質の窒化アルミニウム(AlGaN)や、その他のワイドバンドギャップ半導体製造に用いられ窒化物半導体の開発に貢献すると期待される。
■岩谷産業、FC船「まほろば」披露式典
岩谷産業は3月21日、大阪市此花区のユニバーサルシティポートの特設会場で、大阪・関西万博の期間中に運行する水素燃料電池(FC)船「まほろば」の披露式典を開いた。同社では、航行中にCO2を排出しない国内初の旅客船である同船を、会場の「動くパビリオン」としてPRしたい考えだ。
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