電子版ガスメディア2025年5月27日付【第327号】

産業ガスニュース
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【電子版ガスメディア5月27日付情報】

■三菱ふそうトラック・バスと岩谷産業、商用車の急速液化水素充填技術で協業
 三菱ふそうトラック・バスと岩谷産業は、液化水素を利用した水素燃料商用車向け水素充術の研究開発に関する基本合意書を締結したと発表した。協業内容は①液化水素充填に関する技術開発および技術提携②液化水素に関する規制および認証に関する調査③充填インフラに関するビジネス関連事項の調査④充填インフラや水素燃料車両の普及に関するマーケティング活動――となっている。

■水素エンジンモビリティの実用化へ研究が活発化 
 近年、メーカーによるトラックなど商用車を中心に水素エンジン搭載モビリティの実用化に向けた研究が活発化する。水素エンジンは既存技術の応用や、他の燃料との混焼など幅広いアプローチによる脱炭素化が可能な点が強みとなる。性能面では走行距離や出力で現行のEV技術を凌駕し、大型モビリティにおいても、高効率な走行が期待できる。

■山陰酸素工業、道路パトロールのDXへ
 山陰酸素工業(鳥取県米子市)では5月12日、米子市と協働で道路パトロールのDX(デジタルトランスフォーメーション)に向けてAI(人工知能)技術とガス配送車両を活用する実証実験を開始した。

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