電子版ガスメディア2025年6月24日付【第331号】

産業ガスニュース
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【電子版ガスメディア6月24日付情報】

■中央可鍛工業ら、廃棄物からガス吸着材開発

 中央可鍛工業と名古屋大学発のスタートアップ企業であるSyncMOFはこのほど、鋳造工程で発生する廃棄物を原料とするガスの吸脱着素材「キャストレジャー」の合成に成功した。

■川崎汽船、英国企業とCO2貯留で覚書締結

 川崎汽船はこのほど、英国を拠点とする子会社K・LINE・ENERGY・SHIPPING(UK)・LIMITED(KLES)と海洋サービス事業者Yinson Production(Yinson)が浮体式液化二酸化炭素(CO2)貯蔵・圧入ユニット(FSIUおよび液化CO2輸送船を共同開発すると発表した。主に欧州で開発が進むCO2回収貯留(CCS)プロジェクトに関する案件を共同で推進するため、両社は覚書を締結した。

 

■リケンNPRなど、水素コンバージョンを調査

 リケンNPR、東京都市大学、日清オイリオグループら共同で取り組む「既販重量車の水素コンバージョン事業の実現性調査」がこのほど、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「2025年度水素社会構築技術開発事業/地域水素利活用技術開発/水素製造・利活用ポテンシャル調査」に採択された。調査の成果に基づき、2026年度以降も事業化に向けた取り組みを継続。水素エンジン車両の普及を通じ、水素社会およびカーボンニュートラル社会の構築に貢献する考えだ。

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