電子版ガスメディア2025年6月10日付【第329号】
【電子版ガスメディア6月10日付情報】
■大和熔材、Heリサイクルで課題解決に貢献
大和熔材(大阪市生野区、名倉茂雄社長)は「ヘリウム(He)リサイクル事業」でNMRを保有する研究機関の課題解決に貢献する。大和熔材は、ヘリウムリサイクルの仕組みを、液化機を保有する大阪大学、奈良高専と協力して構築した。
赤坂熱供給(東京・港区、髙木盛正社長)は2025年度内に、熱供給と電力供給を手掛ける同社プラントに国産グリーン水素活用した設備の導入を予定する。老朽化した設備更新の一環として、都市ガスが燃料の蒸気ボイラを一部、水素混焼式のボイラへ転換するほか、水素燃料電池(FC)による発電システムも導入。2025年10月までに設置を完了し、26年1月からグリーン水素の需給を開始する予定だ。
ドローンや自転車、小型発電機など水素を活用した小型燃料電池(FC)アプリケーションの開発が進む一方で、小型容器への充填インフラの遅れが普及のボトルネックとなっている。こうした中、ロボデックスはFCドローンなどに搭載されるポータブル型水素容器向けの移動式水素ステーションサービスを開始した。トラックに積載した高圧水素容器からポータブル型容器へ充填し、現場での水素供給を可能にする。
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