電子版ガスメディア2025年4月15日付【第322号】
【電子版ガスメディア4月15日付情報】
■万博に最先端の水素技術が多数集結
2025年大阪・関西万博が4月13日、大阪市の人工島「夢洲」で開幕した。「いのち輝く未来社会のデザイン」がテーマとなる今回の万博では、未来社会における「クリーンエネルギーの切り札」として注目される水素関連のテクノロジーが多数集結する。
■テラドローン、ガスタンク検査にUTドローン
テラドローンは先日、ドイツ・ヴィルヘルムスハーフェンにある高圧ガス貯蔵用球形タンク4基の検査を実施した。この検査は、オランダに本社を置く欧州最大級のバルク製品取扱企業、HES Internationalが所有する球形タンクに対し、自社開発のUTドローン(超音波探傷検査機器を搭載したドローン)を活用して行われた
■ホンダ、ISSで循環型再生エネ試験へ
本田技術研究所(ホンダ)は、宇宙での使用を想定し開発している循環型再生エネルギーシステムのコア部品の試験を国際宇宙ステーション(ISS)で実施するため、米国の航空宇宙関連企業シエラスペースおよびTec-Mastersと契約を締結した。ホンダが開発中の循環型再生エネルギーシステムは、独自の高圧水電解システムと燃料電池システムを組み合わせたもので、太陽エネルギーと水から継続的に酸素・水素・電気を製造することが可能となる。
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