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ゲームをきっかけに溶接に興味を。「楽しく溶接やってます」広島工業高校機械部 藤田さん

溶接高校生
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(「溶接ニュース」2026年1月27日付 2面より)

 ゲームから船に興味を持ち、船なら溶接..と学校を選んだ

市立広島工業高校機械部『溶接班』の藤田 奈々子さん(2年)は、ゲームをきっかけに溶接に興味を持った。艦艇を擬人化し、育成しながら戦うブラウザゲーム「艦隊これくしょん」。このゲームから船に興味を持ち、船なら溶接と展開して溶接ができる工業高校を選んだのだ。
 
その藤田さんは同級生の谷口真央さんを溶接班に誘う。スパッタが飛び散る溶接に最初は怖いと感じた谷口さんは、慣れとともに面白さを感じるようになる。「ミスをしても改善点を見つけて練習するといい溶接ができるようになる」。上達を実感できるところに溶接の魅力を感じている。

藤田さん(中央)と谷口さん(左)、若村さん(右)。後方が宮武先生(市立広島工業高で).jpg

 (藤田さん(中)と谷口さん(左)、若村さん(右)後方が宮武先生)


溶接班の様子を「何か楽しそうなことをやってるぞ」と横から見ていた若村明日翔さん(1年)も溶接班に加わった。5人いる溶接班のうち、この3人が特に力を入れて溶接の練習をしている。資格取得に向けた練習と、「高校生ものづくりコンテスト溶接部門」など競技大会出場と好成績を残すことが当面の目標だ。
 
溶接班を率いる同校機械科の宮武健二先生は、自身も溶接管理技術者(WES 1級)の資格を持つ溶接好き。生徒たちに「楽しく溶接しよう」と呼び掛け、設備や材料集めにも奔走する。
 
地元企業から指導を受けた際は、教育とは違う現場の知見に刺激を受けることもある。谷口さんは立向き時の登り溶接で端をしっかり止めるよう聞き、「止めたらビードが垂れる」と思ったが助言どおりするとうまくいったことがあったと話す。
 
3人とも将来の目標はプロの溶接士。特に2年生の2人は意中の企業を念頭に置きながら、日々の研鑽に励んでいる。
 

(「溶接ニュース」2026年1月27日付 2面より)

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