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優勝は山本選手(東海) ものづくりコンテスト全国大会

溶接高校生
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(「溶接ニュース」2025年12月16日付 1面より)

優勝は山本選手 第25回高校生ものづくりコンテスト全国大会、溶接部門


第25回高校生ものづくりコンテスト全国大会(全国工業高等学校長協会)の溶接部門が11月9日、徳島市の県立中央テクノセンターで開催。各地区代表選手9人と地元から1人の計10人が出場し、9ミリの突合せ・裏当てなしを被覆アーク溶接(30分)の課題で競技した結果、東海地区代表の山本来惟希選手(愛知県立豊田工科高3年)が優勝した。

(優勝作品を手にする山本選手)

1年生の3月から溶接を始めたという山本選手の溶接経験は2年に満たないが、練習日と決めた日は1日も休まず練習を続けた。溶接と並行して旋盤の資格取得に向けた練習を行っており、「旋盤に触れると、道具の取り扱いの大切さを痛感する」と話す。自動車会社への就職が決まっており、将来、日本溶接協会主催の溶接技術競技大会への出場にも意欲を示した。

溶接部門が正式種目に採用されてから2回目となる今大会。外観(表裏で50点ずつ)とX線(100点)の200点
満点で採点した。曲げ試験の実施も検討されたが、事前に作った作品を郵送して曲げ試験を行い、採点には反映しない形のエキシビションで行われたほか、競技終了後の作品を超音波検査を行うデモンストレーションも初めて行われた。

優勝した山本選手は、放課後の4時から6時を練習時間にあて、練習日と決めた日は欠かすことなく練習を重ねてきた。

「全国選抜高校生溶接技術競技会 in 新居浜」や「ものコン溶接部門」に出場経験があり、今大会に挑むにあたっては「外観だけなら100点に近い自信をもっていた」と振り返る。2年生時に出場した新居浜大会で内部欠陥があったことにショックを受け、そこから改めて基礎から丁寧に練習に励んだという。

愛知県溶接協会の支援を得て企業からの指導者派遣を受けつつ、2年間、一度も練習を休まなかったことについて「社会に出たらもっと厳しい。今のうちに厳しいことを経験しておくのもいい」と振り返る。

日溶協主催の競技大会にも意欲を持っており、入社が内定している会社で立候補が募られれば、「手をあげたい」と述べた。

2位は近畿代表の正垣大翔選手(兵庫県立姫路工業高)、3位は中国代表の時任彪真選手(山口県立下松工業高)だった。

(「溶接ニュース」2025年12月16日付 1面より)

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