山梨県溶協、溶接技術競技会表彰式 高校生の優秀溶接士も決まる
(「溶接ニュース」2025年10月21日付 20面より)
山梨県鉄構溶接協会(板橋明好会長)は9月10日に山梨県鉄構会館(甲府市)で、第57回山梨県溶接技術競技会と第16回山梨県高校生溶接技術競技会の表彰式を開催。県内の社会人・高校生における優れた溶接士が決まった。
まず、社会人の部について。被覆アーク溶接の部(手溶接)を制したのは戸塚将史選手(飯田鉄工)、炭酸ガスアーク溶接の部(半自動)は堀口敏也選手(大久保鉄工)。高校生の部を制したのは山口文殊選手(青洲高校)。
表彰式の冒頭、板橋会長は「溶接は一人で行う作業だ。しかし、競技会のために仲間と一緒に技を研鑽した時間、他社の溶接士の勘所を研究した時間など、大勢の技能者で成り立つ産業であることを、改めて感じたのではないだろうか。身に着けた技能で更なる高みを目指してほしい」と挨拶。
内、高校生の入賞者は次の通り(敬称略)
(高校生入賞者の集合写真)
【高校生入賞者】
▽優勝(産報出版賞)=山口文殊(青洲高校)▽準優勝=初鹿野涼(同)▽3位=田中龍輝(富士北稜高校)▽4位=淺川歩夢(青洲高校)▽5位=宮下富雅(富士北稜高校)▽6位=岡本拓三(甲府工業)▽7位=武藤柚里(富士北稜高校)▽8位=朝比奈龍弥(青洲高校)
(「溶接ニュース」2025年10月21日付 20面より)