高校生アート作品コンクールに6作品 吉原工業高等学校が連覇(静岡県溶接工業協同組合)
(「溶接ニュース」2025年2月18日付 16面より)
静岡県溶接工業協同組合(青木通陽理事長)はこのほど、県工業高等学校を対象に2024年5月1日から12月31日までの期間で募集していた「アート作品コンクール」の選考結果を発表。最優秀賞に吉原工業高等学校の「モンキー50」を選出した。吉原工業高等学校は昨年に続いて連覇を達成した。
(最優秀賞の「モンキー50」)
同コンクールは若年層における溶接技術の普及と向上を目的に、同組合と県工業高等学校校長会が連携して実施しているもので、今回は県下3校から6作品が集まった。
制作要項は▽各学校の課題研究の一環として取り組むこと▽作品には「作品名」と「作品コンセプト」をつけること▽作品テーマは「乗り物」とし、溶接加工をしてあるものとすること▽作品の大きさは幅500ミリ×奥行500ミリ×高さ500ミリ以内とし、重量は10キログラム以内とすること――とし、採点は▽作品コンセプトに沿い制作されているかなど「創意工夫」という観点▽オリジナリティー、造形的完成度など「芸術的」という観点▽難易度の高い溶接技術・加工技術など「技術的」という観点――の3つの観点から同組合の理事16人により審査された。
審査結果は次のとおり。
▽最優秀賞=「モンキー50」(吉原工業高等学校)
▽優秀賞=「NBC(Nostalgic Black Car)」(遠江総合高等学校)
▽奨励賞=「TMv(Totomi Welfare vehicle)」(遠江総合高等学校)、「カワサキZ400」(吉原工業高等学校)
(優秀賞の「NBC(Nostalgic Black Car)」)
(「溶接ニュース」2025年2月18日付 16面より)