東京を2分する溶接企業が全国目指し手を結ぶ 津覇車輌工業✕日鉄溶接工業 合同練習会(溶接ニュース2024年8月13日付より)
物語りの世界では、最大のライバルが手を結ぶ時、多くの場合、より高い壁を越えることができる。そんな可能性を信じてみたくなるのが東京溶接界における津覇車輌工業と日鉄溶接工業だ。今回のWelding Mateでは、東京の溶接界を2分する程の実力を持つ2社による合同練習会を紹介する。
溶接は習熟するまでに期間を要する技能のため、営業や設計といった他部署は「触れたことがない」場合も多い。そんな中、東京都八王子市の葵製作所では、製造スタッフはもちろん、事務職も営業職も溶接を学ぶ機会を作っている。今回のWelding Mateでは同社の営業部で「溶接の経験を生かして」働く阿久津千夏さんに話を聞いた。
第60回群馬県溶接コンクールに出場し、見事制したのは、プラント機器製作・建設に定評のある(株)上備製作所の山口和紀さんだ。今回のWelding Mateでは、山口さんに、溶接士になった理由や、共に技能を研鑽するお兄さんとのエピソード、将来の夢などについて話しを聞いた。
技能者不足を大きな課題とする溶接業界だが、「溶接が好きで毎日が楽しい!」という溶接士も存在する。 今回のWelding Mateでは、そんな溶接が大好きな北海道の溶接士、永坂健次さんに話を聞いた。
今年で67回目となる神奈川県溶接技術コンクールで、神奈川溶接界の歴史上、初めてとなる女性技能者が、全国溶接技術競技会に駒を進めた。今回のWelding Mateでは、歴史的快挙を成し遂げた(株)総合車両製作所の溶接女子、二瓶美摘さんに話しを聞いた。
第34回新潟県溶接技術競技会で火花を散らした溶接士の中でも、注目を集めていたのが紅一点の溶接女子、大橋怜奈選手だ。今回のWelding Mateでは、大橋選手要するTBグローバルテクノロジーズ(株)の参加選手に話し話しを聞いた。
東北発電工業利府製作工場の溶接士、及川将司さんは、宮城県溶接技術競技大会の被覆アーク溶接の部を4連覇している凄腕溶接士だ。今回のWelding Mateでは、凄腕なことに加えて、大人気HIPHOPグループCreepy Nuts(クリーピーナッツ)のラッパー「『R指定』とそっくり!」と声をかけられるという及川さんに話を聞いた。
昨年11月に開催された「佐賀県女子溶接技術競技会」の被覆アーク溶接の部を制した(株)戸上電機製作所の室響さん。今回のWelding Mateでは、室さんが溶接士を志した背景や、室さんが考える溶接の魅力などについて話を聞いた。
4月27日に、インテックス大阪5号館の特設会場で「2024関西地区高校生溶接技術コンテスト」が開催された。2024国際ウエルディングショーの一区画で開催された同コンテストは、小型圧力容器の製作を課題としている。今回のWelding Mateでは、計24人の高校生溶接士が火花を散らした同コンテストの様子を取材した。
高校生にとって「部長」とは、部活をまとめ、牽引する役割を担う存在だ。4月から新部長になった高校生の中にも、その重責を感じている人も多いだろう。その1人が平塚工科高校機械部で溶接を学ぶ、新部長の野口竜聖さんだ。神奈川県高校生溶接技術コンクールを突破し、新部長のなった野口さんに、今の心境を尋ねた。
多くの女性技能者にとって、溶接事業所に入社する時のハードルの1つが「怖い人ばかりだったらどうしようか」ということだと聞く。一方で、実際に職人が怖い人ばかりかというと、「入社してみたら先輩溶溶接士は優しい人ばかりだった」という話しも、同様によく耳にする。今回のWelding Mateでは、神奈川県川崎市の上代工業に入社してみた印象と溶接の魅力をインタビューした。