岩倉溶接工業所 職人技と先端設備で挑む溶接の新境地 「ハンド型で更なる進化」
ステンレスの薄板溶接を武器に業界内外から高い評価を得てきた岩倉溶接工業所(静岡県島田市、岩倉義典氏)。現在、食品・医療・航空宇宙と幅広い分野の依頼に応えながら、同社が掲げるのは「先端職人」という独自のコンセプトだ。同社では、先端設備を職人が使うことで、設備の力だけに依存しない、超高精度な技術を担保し、数々の難加工を実現してきた。本記事では、そんな同社の溶接事業と、溶接における職人技と先端設備の共存について取材した。
国内最大の造船企業今治造船(株)が2025年4月1日より、約30年ぶりに造船現場の溶接工程などで着用する作業服を刷新した。今回の Welding Mateでは、新作業服を紹介する。
前回大会で優勝者を輩出した神奈川県溶接協会は、2025年度の全国大会出場選手を決める前哨戦となる神奈川県溶接技術競技会を開催。今回のWelding Mateでは、神奈川県の注目選手に話を聞いた。
京セラインダストリアルツールズはこのほど、コンパクトかつ軽量、ハイパワーの電動工具「リンクコントロールシリーズ(以下、Lシリーズ)」を開発。今回のWelding Mateでは、同シリーズの発売に当たり、同社営業事業部第一営業部責任者の山本哲史氏に、商品のコンセプトや性能面の特徴などについて話を聞いた。
人手不足が深刻化する中、パイプの溶接にも自動化が求められている。特に、パイプはその形状から高度な溶接技術が要求され、専用の自動溶接機が必要になる。そこで、24年度の3月に仏・POLYSOUDE社製パイプ用自動ティグ溶接機「P4-4」(標準型)と同「P6-4」(ホットワイヤ対応型)の2機種(販売=独逸機械貿易)を導入し、生産性を向上を図ったのが小森設備工業(茨城県下妻市)。今回のWelding Mateでは、社長自らが工場に出て溶接を始め、工場・商業施設・病院などの空調・消火配管などの各種配管設備工事を手がける同社を取材した。
2月15日に、埼玉県の高校生溶接士15人が埼玉県鉄構会館に集まり、第15回埼玉県高校生溶接技術競技会が実施された。結果、1・2・3位は大宮工業高校が独占。優勝の中野真輝さん(2年生)、準優勝の川崎志邦さんの2名は、関東甲信越大会に駒を進めることとなった。今回のWelding Mateでは、中野さん、川崎さんに話しを聞いた。
1980年代から溶接工学に精通し、当時はまだ認知度がほとんどなかったレーザ加工技術の研究を牽引してきた沓名宗春先生。今回のWelding Mateでは、そんな沓名先生が率いるレーザ企業・団体の集合体、中部レーザ応用技術研究会が2月19日に開催した「第120回レーザ研究会」について紹介する。
2月15日に、埼玉県の高校生溶接士15人が埼玉県鉄構会館に集まり、溶接の腕を競った。大会の名前は埼玉県高校生溶接技術競技会。今回のWelding Mateでは、埼玉県で注目される学生溶接士に話しを聞いた。
大寒波が日本を襲った2月8日、氷点下の中、セ氏5000度のアークを放ち、20人の溶接士が腕を競う第54回青森県溶接技術競技大会が開催された。今回のWelding Mateでは、本大会の注目溶接士に話しを聞いた。
何人の溶接士を指導してきたかという問いに対して、100人以上と答えられる溶接士は一握りだ。その一握りが群馬県立太田産業技術専門校の金指義仁校長。また、現在溶接科の指導員を務める磯佳五さんだ。同校は特に卒業生の溶接技能のレベルが高いとして県内企業からの注目が集まっている。今回のWelding Mateでは、溶接指導のスぺシャリストに溶接技能の魅力と課題について話しを聞いた。
群馬県がお主催する「群馬県学生溶接技術競技大会」は、例年70人以上が参加するビックイベントだ。今回のWelding Mateでは、群馬県溶接界、最大の溶接士ドラフト会議「群馬県学生溶接技術競技大会」に潜入し、参加学生に就職の決め手などを調査した。