溶接ニュース2025年8月5日付【第3589号】

溶接・接合、切断ニュース
twitter fb

溶接ニュース2025年8月5日付【第3589号】

■境川工業、高速水素吸蔵のローコスト化に貢献
 産業機械用熱交換器などの設計製作を手がける境川工業(堺市美原区、眞田博之社長)は、清水建設と産業技術総合研究所(産総研)が共同開発する「Hydro Q-BiC」において、重要な役割を果たす「急速充填型水素吸蔵合金タンク」の製作に貢献。従来の水素吸蔵合金タンクは吸蔵・放出が緩やかになる課題を抱えていたが、境川工業が熱交換器の製作で培ってきた溶接を含む高度な技術力の活用およびものづくりへのこだわりが、同タンクの高水素流量での吸蔵、放出のローコスト化などに寄与。溶接の多くは「特別ボイラー溶接士」の有資格者が担当したという。

■ハンド型ファイバーレーザ溶接のKS・S、責任あるメーカーめざし 新工場建設
 ハンド型ファイバーレーザ溶接機の製造・販売を行うKS・S(大阪府東大阪市)が昨年11月に新本社工場を建設し、新たなスタートを切った。出力の異なる4機種を中心にした「KRシリーズ」を主力商品に、このほど発売した大型ファイバーレーザパイプ切断機も将来の主軸に育てていく意向だ。KS・Sの岡健一郎・取締役は「責任のあるメーカーをめざして新工場を建設した。当社の製品で顧客の役に立ち、顧客と一緒に成長していきたい」と話す。

■2025ダイヘンプレミアムパートナーツアー、ドイツ・オーストリア・チェコの名所を巡る
 ダイヘンは7月7-14日の8日間、ヨーロッパを巡るツアーを開催。2024年1-9月に実施した「プレミアムパートナーキャンペーン」で大きな成果を上げたダイヘン会会員店を招待し、32社44人が参加した。ダイヘン製品の販売代理店組織「ダイヘン会」は、23年度に販売支援の各種施策を強化し、標準品を中心とする製品の拡販を推進してきた。その成果に応える形でツアーを開催。ドイツ・オーストリア・チェコの名所を巡りつつ、絆を深めた。

医療ガス特集 
 今日の社会において、医療ガスは人々の健康や生命に直結する重要な「命のインフラ」である。本特集では医療ガスメーカー・ディーラー(ガスメーカー・ディーラー)の業績と動向などから医療ガス市場のトレンドや展望を分析。また厚生労働省が進める地域包括ケアシステムへの中で重要性が増している在宅医療や医療DXへの対応や革新的治療法として期待の大きい再生医療、細胞医薬品分野での展開など医療ガスと関連産業における最前線の動きを紹介する。

・・・・・・・・・・・・・・・など

年間購読はこちら

もうすぐ80年目を迎える新聞「溶接ニュース」

世界最大級の溶接展示会「国際ウエルディングショー」など、

産報出版(株)の動きを報告する

【産報出版(株)公認アカウント】メイトくんが

Instagram(インスタグラム)で始動!

https://www.instagram.com/weldingmatekun?igsh=N3l6cW1idm1uOTJ4

share SNSシェア
twitter fb