溶接ニュース2025年9月9日付【第3594号】

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溶接ニュース2025年9月9日付【第3594号】

■雅プラント設備、現場対応力がパイプ溶接の優勝に 

 千葉県の溶接技術競技会では、全国でも珍しいパイプ溶接の競技種目を設けている。同種目で、市原市の雅プラント設備(石井雅博社長)で常務取締役工場長を務める尾形馨さんが同パイプ溶接の部を制し、同競技会初参加でありながら優勝という快挙を遂げた。この背景には、一発勝負で溶接精度を確保するというインフラ設備ならではのパイプ溶接に対する作業環境の厳しさや、これにともなう現場対応力の高さがあるという

■ホクト工業、小さな溶接アートが万博に

 ホクト工業(大阪府摂津市、渡部浩和代表)は樹脂金型の補修溶接をメインとして、機械部品の補修や小~中物の製缶などを手掛ける。家族経営ながら、顕微鏡による微細なレーザ溶接をはじめ、精密ティグ溶接、半自動溶接、ろう付まで、金属加工に対する幅広い技術力を強みとする。2023年に大阪府ものづくり優良企業賞に、翌年に摂津市の「摂津優技」に認定されている。

■特集/パイプ加工の最新動向

 配管は内部に流体(気体・液体・粉体)を通し、それらを輸送するために用いる。建物内部の給排水や空調から上下水道やガスなどの生活インフラ、石油・化学や医薬、鉄鋼、半導体をはじめとする各種プラントなどの産業用途に至るまで様々なところに使われ、人々の暮らしや都市機能を維持する上で必要不可欠な設備だ

■特集/NWF

 中部地区最大級の溶接・切断・自動化関連の専門展示会「中部ウェルディングフェスタ(NWF)2025」が、来る10月3日・4日の両日、ポートメッセなごやにて開催される。中部地区最大級の溶接・切断・自動化関連の専門展示会「中部ウェルディングフェスタ(NWF)2025」が、来る10月3日・4日の両日、ポートメッセなごやにて開催される。主催するマツモト産業は、アジア大会開催のため26年のNWF開催を見送ることを発表しており、今回はまさに「2年分の思いを込めた」特別な展示会となる。13億円以上という高い売上目標を掲げ、主催者、出展メーカー、そして来場者が一体となって未来への活力を生み出す場を目指す。

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世界最大級の溶接展示会「国際ウエルディングショー」など、

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