溶接ニュース2025年7月22日付【第358号】
溶接ニュース2025年7月22日付【第3588号】
■サンケイビル、埼玉・千葉で冷凍倉庫3物件を開発、鉄骨量約1・2万㌧溶接材料約150㌧
EC市場の拡大やコロナ禍を経た物流需要の拡大、2024年問題とそれにともなうサプライチェーンの効率化などにより物流施設の重要性が高まる中、サンケイビルは、埼玉県春日部市(以下、春日部)、千葉県千葉市美浜区(以下、千葉みなと)、千葉県松戸市(以下、北松戸)で冷凍冷蔵倉庫の開発を推進する。春日部は冷凍冷蔵専用センターとして使用でき、千葉の2物件は冷凍・冷蔵・常温の3温度帯倉庫を備えるマルチテナント型施設として多様なニーズに対応する計画。7月以降、順次着工し、27年上期内の竣工を目指す。3つの物件はいずれもS造で延床面積は合計10万平方㍍を超え、推定される鉄骨重量は約1万2000㌧、溶接材料使用量は約150㌧と見込まれる。
■北海道特集
北海道の面積8万3424平方㍍で日本国土の2割を占める。産業で特徴的なのは、農業・漁業といった第一次産業が占める構成比が本州の約4倍(4・7%)であることだ。溶接事業も盛んであり、Hグレード以上の鉄骨ファブリケーターの割合が本州の2倍(約30%)であり、基幹産業として確かな存在感を示している。本特集では、道内で溶接関連事業を営むユーザー、メーカー、デーラーがどのように今をとらえ未来を描くのかに迫る
■ろう付特集
ろう付技術は、空調機器や給湯器の熱交換器をはじめ、自動車部品や半導体デバイスなど様々なものづくりに活用されている。近年は製品の複雑化や材質の変化などにより、効果的なろう材の選定や自動化の手法にアップデートが求められている。ろう材に多用される銀や、母材に多用される銅の高騰も関心の高いテーマだ。
■海外溶接展示会特集、9月にFABTECH、ドイツエッセン溶接・切断フェアが開催
産報出版主催の国際ウエルディングショーと並んで世界最大級の溶接・接合・切断技術専門展示会と称されるFABTECHおよびドイツエッセン溶接・切断フェアが今年9月に相次いで開催される。両展示会は日本企業を含む世界の有力メーカーが一堂に会し、新開発の製品・技術が広く発表される場となるため、溶接や切断分野の機器・資材、施工・生産技術に関する新たな提案が示されることへの業界関係者の期待も大きい。世界経済が混とんとする中、溶接・切断・接合の分野で世界市場に向けた展開を図るには、これらの展示会で公開された製品や技術の情報をいち早くつかむことが重要となる。そこで、小紙『溶接ニュース』は「海外溶接・切断展示会」特集を企画した。
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世界最大級の溶接展示会「国際ウエルディングショー」など、
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