溶接ニュース2025年5月27日付【第3578号】
溶接ニュース2025年5月27日付【第3578号】
■日溶協、全国指定機関委員会開く
日本溶接協会(日溶協)指定機関が組織する全国9つの地区溶接協会連絡会の代表者と日溶協本部職員らが集まる第32回全国指定機関委員会(篠﨑賢二委員長)が5月14日、東京・千代田区の溶接会館で開催した。このうち同協会事業の大きな柱であり、指定機関の活動の基盤ともなる溶接技能者(WO)検定業務について、2024年度溶接技能者評価試験受験者数は10万3228人(前年比0・4%減)、合格者数は8万43人(同0・5%減)となり、23年度実績と比較してほぼ横ばいで推移していることなどが報告された。
■村川友彦さん~溶接ビード自在に操り音楽奏でる
溶接音を正確に把握するだけでなく、音階として奏で、有名なゲームやロックバンドの音楽を再現する溶接士、村川友彦さん(メタリスト社長、栃木県佐野市)が話題になっている。「腕の良い溶接士は溶接音で作業精度を図る」といわれるように、溶接時の特有の音を正確に把握し、作業に異常がないことを耳で検知する方法は、習熟した溶接技能者に見られる技能の一つ。村川さんはそんな溶接音を正確にとらえ、自在に操ることで音楽を奏でる。
■特集・2025東京ウェルディングフェスタ
東日本MAC会主催の「2025東京ウェルディングフェスタ」(通称=TWF)が6月6日、7日の2日間、千葉市の幕張メッセ№9ホールで開催される。関東地区における地域密着型大規模展示即売会としてすっかり定着したTWF。今回も「信頼 未来をつなぐ」というキャッチフレーズのもと、主催店36社93事業所が参画。出展メーカー135社が自慢の新製品、新技術を披露する。開幕まで約2週間に迫ったTWFを前に、主催店、出展メーカーに営業テリトリーにおける景況感とTWFに懸ける意気込みを聞いた。
■特集・抵抗溶接
自動車や鉄道車両、板金加工などに不可欠な抵抗溶接。抵抗溶接の最大の魅力は、自動車メーカーが牽引する「ロボット活用による溶接工程の自動化」との相性が良いからだ。その証拠に、自動車メーカーでは、自動車1台に約3000―6000点必要とされる抵抗溶接の9割以上が自動化されている。
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