溶接ニュース2025年10月28日付【第3600号】

溶接・接合、切断ニュース
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溶接ニュース2025年10月28日付【第3600号】

■第63回技能五輪全国大会、電気溶接金賞は福井旺暉選手(三菱重工)

 日本のものづくりの未来を担う若き技能者たちが技術を競う、第63回技能五輪全国大会が101720日、愛知県常滑市の愛知県国際展示場をメイン会場として開催。電気溶接競技職種には全国から31人の溶接士が参加する中、三菱重工業原子力セグメントの福井旺暉選手(兵庫県)が金賞の栄誉を手にした

 

■AW検定協会創立40周年記念式典を挙行

 建築鉄骨溶接に特化した技量資格認定を行うAW検定協会(会長=廣重隆明・竹中工務店調達本部専門役)は1017日、東京・港区の虎ノ門ヒルズフォーラムで創立40周年記念式典・祝賀会を挙行。会場には会員・検定員のほか、大学や関連団体、受験事業所、試験機関など関係者約370人が参集し、40年間の歩みを振り返りながらAW検定資格が鉄骨業界の発展に寄与し確固たる社会的地位を築いてきたことを祝した。

 

■ノーベル賞技術活用の球体容器インドネシアで実証中

 アトミス(神戸市、浅利大介CEO)10月から日本で供給を始めた球体の高圧ガス容器「CubiTan(キュビタン)」は、インドネシアで行われている実証試験で「MOF(金属有機構造体)」と呼ばれるガス吸着材を入れて利用している。MOFはこのほど発表された2025年のノーベル化学賞を受賞した技術で、受賞者の京都大学特別教授の北川進氏はアトミスの科学顧問、アトミスの浅利社長は北川氏の教え子にあたる関係だ。

 

■鉄道車両特集リード

鉄道車両製造に不可欠な溶接・接合技術。車体フレームの素材(主にステンレスやアルミ)によって抵抗スポット溶接やミグ溶接、レーザ溶接、FSW(摩擦攪拌接合)が使われ、走行装置の台車(素材は軟鋼や高張力鋼など)はマグ溶接が多く適用される。本特集ではこれらの溶接・接合技術が活躍する鉄道車両の製造現場ルポ、レール溶接企業の取り組み、抵抗溶接活用の技術レポートを掲載するとともに、溶接・接合関連の注目技術や優秀製品を紹介する。

 

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