溶接ニュース2025年11月11日付【第3602号】

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溶接ニュース2025年11月11日付【第3602号】

■2025年度上期鉄骨需要量、58年ぶりとなる低水準

 国土交通省の建築着工統計から算出した25年度上期(4~9月)の推定鉄骨需要量は前年同期比7・2%減の178万8000㌧となった。22年度下期以降、半期での200万㌧割れは6期連続で、年度上期としては1967年以来58年ぶりに180万㌧を割り込む非常に低い水準。前年度下期から需要の減退が一層顕著となっており、年度通期では350~360万㌧程度にとどまる公算が大きいとみられる。

 

■軽溶協、全国軽金属溶接技術競技会開く

 軽金属溶接協会(廣瀬明夫会長)は1026日、川崎市川崎区の日本溶接協会溶接技術中央検定場で「第51回全国軽金属溶接技術競技会」を開催。競技種目は、第1種(ティグ溶接、固定官=パイプ)、第2種(ミグ溶接、板厚3㍉・8㍉)、第3種(ティグ溶接、板厚3㍉・8㍉)の3種類。当日、出場者50人が緊張の面持ちの中競技に臨んだ。

 

■アクトファクトリー、芸術・文化・技術のテーマパークで溶接体験

 北村興産は高知県香南市にある芸術・文化・技術のテーマパーク「アクトランド」内に昨年6月、溶接をはじめとする様々なものづくりを体験できる「アクトファクトリー」を開設した。本物の溶接機やプラズマ切断機を使用した、感性に響く「熱・音・光」の体験により、多くの人々に溶接やものづくりの魅力を伝えるとともに、新しい世界に踏み出す「きっかけづくりの場」を提供している。

 

■北関東特集

 北関東地域は製造業などの工場立地件数・面積が都道府県別で上位を占める茨城・栃木・群馬の3件と、大手自動車メーカーや製薬メーカーの生産拠点が集まる埼玉から成る。各県ともものづくりが盛んで、産業別構成比率をみると他地域に比べて製造業の割合が高い点が特徴だ。戦後、道路網の整備に伴い、東北自動車道と国道4号線をはじめ主要道路沿いに電気機器、自動車など溶接工程を含む組立型機械工業の生産拠点が集積、北関東工業地域と呼ばれる工業地域を形成している。特集では同地域の溶接ユーザーを訪れルポ形式で事業活動の現状を紹介するほか、地元ディラーやメーカーなどから北関東における溶接関連市場の景況感などを聞いた。 

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