溶接ニュース2025年11月18日付【第3603号】
溶接ニュース2025年11月18日付【第3603号】
■2025年度「現代の名工」を決定、アーク溶接工は茂原大助氏ら5人
厚生労働省は11月7日、2025年度卓越した技能者(通称=現代の名工)の表彰者82職種142人を発表。アーク溶接工としては茂原大助氏(群馬県、群馬県溶接協会)、伊藤崇氏(千葉県、赤星工業)、川嶋克彦氏(神奈川県、IHI横浜工場)、中昭次氏(兵庫県、三菱電機神戸製作所)、本田博文氏(大分県、日本製鉄九州製鉄所)の5人が選ばれた。
■吉川金属工業「溶接LABO/試験用ロボット」開設
吉川金属工業(吉川大介社長)は8月、兵庫県姫路市に「溶接LABO/試験用ロボット」を開設した。8月7日に東京都千代田区の帝国ホテルで開催された第73回ヨシカワ会総会において吉川社長は、慢性的な人手不足が続く中、溶接一筋に100年以上携わってきた当社のノウハウにより、サンプル・デモ・溶接条件などの受託試験や研究開発・自動化の支援により顧客の課題解決を行っていくと発表
■ロボット特集
溶接ロボットのニーズが従来にない高まりを見せている。深刻化する溶接士不足と製品の信頼性を担保する溶接品質の確保がその背景にある。その中心を担う存在となるのが溶接工程のロボット化・自動化だ。最近では、人と近距離で稼働することが可能な協働ロボットの適用も進みつつある。またIoTや5Gをロボットネットワークで活用するなど新たな活用事例も生まれている。溶接ロボットの活用事例やメーカーや周辺装置の開発動向などロボット溶接の現状を追った。
■非破壊検査業界―関西~西日本地区の動向
非破壊検査(NDT)は、金属製品の品質担保や各種プラントの安定稼働に欠かせない技術だ。NDT業界の動向を知ることは、各種製品・設備の品質管理におけるニーズや課題を把握するうえで重要といえる。本特集では、検査サービスを専門とする事業者や/、検査機材の流通事業者にスポットを当てつつ、業界の動向を探る。
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