溶接ニュース2025年10月14日付【第3598号】

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溶接ニュース2025年10月14日付【第3598号】

■第70回全国競技会、富山で開催

◎精鋭114人が溶接日本一競う

 全国から集まった精鋭が溶接技能の日本一を競う「第70回全国溶接技術競技会北陸地区富山大会」が10月5日、富山県高岡市のポリテクセンター富山で開催された。競技部門は被覆アーク溶接(手溶接)と半自動溶接(半自動)の2部門で、47都道府県の競技会を勝ち抜き代表選手となった112人に能登半島沖地震復興支援の特別枠選手2人を加えた総勢114人(各部門57人が出場)が参加し、優勝を目指して熱戦を繰り広げた。

 

■独・エッセン溶接・切断フェア開く

 世界最大規模の溶接・切断、表面処理技術の展示会「エッセン溶接・切断フェア(SCHWEISSEN&SCHNEIDEN2025)」が9月1519日までの5日間、独・エッセン市のメッセ・エッセンを会場に行われた。例年4年に1度開催する同展示会は、コロナウイルス感染症により6年ぶりの開催となった23年から変則的に2年で開かれた。会場には、44ヵ国から800社以上の出展があり、約100ヵ国から3万7000人が来場するなど、最新技術やトレンドに関する情報交換、機器・機材の商談などが活発に行われた。

 

■安全衛生と作業環境特集

 近年、高度経済成長時期に根付いた3K(きつい・汚い・危険)などを足枷に製造業は人材獲得が難航している。それは溶接事業所にとっても同様で、有効な手段としては「危険」を回避するといった安全衛生・作業環境の確保だ。危険については、ヒューマンエラーが多いため、個々人の注意や事業所の安全衛生・作業環境で防げるものも多い。本特集では、安全衛生・作業環境に関する優秀製品を紹介する。

 

■溶射特集

 表面改質加工のひとつである溶射技術は、防錆・防食分野から耐摩耗や耐熱、耐衝撃性、電磁性など、さまざまな機能を付加させる技術として、エネルギー関連や宇宙・航空機分野から、自動車関連や鉄道車両、鉄鋼、電力、印刷・製紙ロールなどの産業設備、橋梁に代表される社会インフラ、さらには半導体製造装置や液晶パネル製造装置、太陽電池、医療などの最先端技術分野に至るまで、広く適用され、重要な役割を果たしている。

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