電子版ガスメディア2025年7月8日付【第333号】

産業ガスニュース
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【電子版ガスメディア7月8日付情報】

■イワタニR&Dフォーラム2025開催

 岩谷産業は6月27日、兵庫県尼崎市の中央研究所・岩谷水素技術研究所で報道機関などを対象とした見学会「イワタニR&Dフォーラム2025」を開いた。水素を使った調理や半導体ガス用の分析装置など中心に最新の知見を紹介した。今回の出展テーマのうち、水素関連が9件あった。

■日立パワーS、水素混焼ユニットを発売

 日立パワーソリューションズは7月1日、同社製の中小規模ガスコージェネレーションシステムへ容易に追設できる水素混焼ユニットを発売した。今回開発した水素混焼ユニットの最大の特長は、既に設置されている天然ガス専焼のガスコージェネレーションシステムに大幅な改造を行うことなく追設でき、20vol%までの水素との混焼運転を可能にする点にある。

■堺市、ヘリウム気球で大山古墳を眺望

 大阪府堺市はこのほど、2025年10月上旬からヘリウムガス気球による遊覧飛行を開始すると発表した。同事業では市内にある世界遺産・大山古墳などをヘリウムガス気球で上空100㍍から眺望する。大山古墳などから構成される百舌鳥古墳群の新たな魅力創出と観光振興を目的としており、産業ガスを活用したテクノロジーであるヘリウムガス気球が観光利用に貢献する事例として注目を集める。ヘリウムガス気球の運行予定は原則年中無休で、午前10時から午後6時まで1時間に4回程度運行。最大定員は30人と操縦士1人。料金は大人(1人)4千円程度となる見込み

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