電子版ガスメディア2025年7月22日付【第334号】
【電子版ガスメディア7月22日付情報】
■KHK、記者懇談会を開催、新会長の加藤洋一氏が抱負を語る
高圧ガス保安協会(KHK)は7月9日、KHK本部で記者懇談会を開催した。7月1日付で新たに会長に就いた加藤洋一会長は「KHKは安全という公益性の高い要素に対し、自主保安に取り組む企業の経営判断の相当性を第三者の視点で判断し、関係者に保証する任務がある」と述べた。
■AWI、万博で未来フェスを開催、松林良祐社長と山之内すず氏がスペシャル対談
エア・ウォーター(AWI)は7月9日から12日の4日間、現在、大阪市の夢洲で開かれている大阪・関西万博の大阪ヘルスケアパビリオン・リボーンステージにて、「エア・ウォーター未来フェス!~地球の恵みと共に~」を開催した。タレントの山之内すず氏をはじめ、パリ五輪メダリストの江村美咲選手など様々なゲストを招き、エア・ウォーターが描く「未来の地球環境とウエルネス」について、子どもから大人までが気軽に楽しめる様々なイベントを実施。3日目となる11日には、スペシャルゲストの山之内氏と同社社長の松林良祐社長が舞台に上がり、「未来の地球の恵みを考える」と題したスペシャル対談を行った。
■境川工業、高速水素吸蔵のローコスト化に貢献
産業機械用熱交換器などの設計製作を手がける境川工業(堺市美原区、眞田博之社長)は、清水建設と産業技術総合研究所(産総研)が共同開発する「Hydro Q-BiC」において、重要な役割を果たす「急速充填型水素吸蔵合金タンク」の製作に貢献した。従来の水素吸蔵合金タンクは吸蔵・放出が緩やかになる課題を抱えていたが、境川工業が熱交換器の製作で培ってきた溶接を含む高度な技術力の活用およびモノづくりへのこだわりが、同タンクの高水素流量での吸蔵、放出のローコスト化などに寄与。同タンクは大阪・関西万博への出展や「関西ものづくり新撰2025」への選出など、その革新性が高く評価されている。
年間購読はこちら