電子版ガスメディア2025年11月18日付【第350号】
【電子版ガスメディア11月18日付情報】
■京浜ドック、人の「溶接」で造る偉業
日本郵船グループの京浜ドックが建造した世界初となる商用アンモニア燃料タグボート「魁」が、「シップ・オブ・ザ・イヤー2024」で技術特別賞を受賞した。同船は2015年にもLNG燃料船として同賞を受賞しており、改造船として、そして同一船として二度の栄冠に輝くのは史上初の快挙。前例のないプロジェクト成功の核にあったのは、現場に宿る「人の溶接技能」、社内外の仲間との「絆」、そして世界初の船を造り上げたいというものづくりに懸ける「人の想い」であった。
■大陽日酸など、加熱炉の水素燃焼実証に成功
大陽日酸とNippon Gases Euro-Holdingは、世界最大級の鉄鋼会社ArcelorMittalのスペインのオラベリア工場で、水素―酸素燃焼バーナを鉄鋼加熱炉に設置し、実証試験に世界で初めて成功した。
■AWI、グループ拠点でのヴァルパ導入推進
エア・ウォーター(AWI)はこのほど、自社開発の垂直ソーラー発電システム「VERPA(ヴァルパ)」をグループ拠点に導入し、今年度中に全国14カ所へ設置すると発表した。グループ全体のCO2排出量削減を図るとともに、導入事例として順次公開し、見学を希望される方々にも対応していく。
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