電子版ガスメディア2025年11月11日付【第349号】
【電子版ガスメディア11月11日付情報】
■ジャパンモビリティショー、水素に注目集まる
日本自動車工業会主催の「ジャパンモビリティショー2025」が、10月29日から11月9日までの日程で東京ビッグサイトで開催された。今回のショーでは、各メーカーが水素燃料電池(FC)モビリティや水素エンジン搭載バイクなどを公開し、水素への注目が集まった
大陽日酸は11月6日、技術開発拠点である山梨事業所(山梨県北杜市)のメディア向け見学会を開催した。冒頭、梅原崇禎広報部長は、「当社は今年創立115周年を迎えた。酸素など我々が扱うガスの性質自体は変わらないが、その使われ方は時代と共に劇的に変化してきた」と挨拶。
川崎重工は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「グリーンイノベーション基金事業/次世代航空機の開発プロジェクト」で採択された「水素航空機向けコア技術開発」事業で、国内で初めて水素航空機向け燃料タンクの液化水素充填試験に成功。事業では水素航空機の実現に向け、内殻と外殻からなる魔法瓶タイプの真空二重殻構造を用いた、軽量かつ高断熱のタンク技術の開発を推進。その一環として、今回、直径約1・3㍍の軽量液化水素燃料貯蔵タンク試作モデルを用いた試験を実施。
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