非破壊検査の可能性~スーパーGTの現場から
現在、国内の自動車レースでは最も多くの観客動員数を誇るスーパーGT。市販車をベースにしたスポーツカーが1000分の1秒を争うレースに人々は熱狂し、年間総動員数は30万人以上にものぼる。
レーシングマシンにおいても非破壊検査(NDT)が重要な役割を果たしていることはあまり知られていない。
今号では、元F―1ドライバーの鈴木亜久里総監督率いるチームARTA(エー・アール・ティー・エー)とエンジンメンテナンスを担当するM―TEC(橋本朋幸社長・埼玉県朝霞市)協力のもと、NDTの観点からみたレーシングマシンへの適用とその可能性について迫った。