光響 レーザクリーナ新モデル 軽量・コンパクト・静音性を強化

レーザ加工
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光響(京都市、住村和彦社長)が2023年度より、100Wの小型レーザークリーナ「FL-LC100mini」の販売を開始した。同製品は、従来の同社製レーザクリーナと比較すると、軽量、コンパクト、静音性に優れた後継モデルとなる。


同製品は国産発振器を採用しており、特に小型な発振器を採用したことで製品サイズを約25%にコンパクト化、重量を約40%に軽量化した。より狭い作業環境、高所への持ち運びなどの用途で活躍することが期待されている。また、台車部分と本体部分を分離することができるため、車への積み込みが1人であっても可能であり、作業者の省人化にも寄与する。

装置性能としては、従来製品と同様に2軸のガルバノスキャナを用いており、照射パターンの多様性、錆や塗膜・各種汚れを短時間で除去可能だ。同社では従来モデルにあった「装置稼働中の作業者同士の声が聞き取りづらい」という課題も解決したとしている。

仕様は以下だ。サイズ:幅285mm×奥行き455mm×高さ350mm。製品重量:20㎏。ノイズ:約45dB。画像は右が従来製品、左が新モデル。

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