溶接・接合部の破面写真集
価格: 55,000 円 (本体価格:50,000円)
一般社団法人 溶接学会 溶接冶金研究委員会
A4判 /
622頁
ISBN 978-4-88318-262-6
溶接部で破損,破断した物体の破面を観察することで,破壊原因を究明し,また,溶接継手部の特性を解析するフラクトグラフィは,溶接構造物の信頼性確保にとって極めて重要な手法である。
1982年発刊された「鉄鋼溶接部の破面写真集」の改訂増補版となる本書(2026年7月30日発行)は、旧版が鉄鋼材料の被覆アーク溶接やサブマージアーク溶接が主であったことから,増補版では,材料面としてNi基合金やAl合金など鉄鋼以外の材料も対象とし,また,溶接・接合プロセス面としてはレーザ溶接,摩擦攪拌接合など新たな溶接・接合法を取り入れるとともに,概説編を独立させ,各種試験方法の概略と目的および旧版から現在までに蓄積されてきた破面に関する知見や新たな解釈なども取り込んだ新しい溶接部の破面写真集となっている。
第I部 概説
1.溶接過程における割れの分類と特徴
1.1 高温割れ
1.2 低温割れ
1.3 再熱割れ
2.溶接割れの評価試験方法
2.1 溶接割れ試験
2.2 高温割れ感受性評価試験
2.3 低温割れ感受性評価試験
3.溶接継手部の機械的特性の評価試験
3.1 引張試験
3.2 シャルピー衝撃試験
3.3 破壊靭性試験
3.4 疲労試験
4.機械的特性評価試験による破面の分類と特徴
4.1 延性破壊
4.2 脆性破壊
4.3 疲労破壊
第Ⅱ部 溶接過程で生じる割れ
1.高温割れ
1.1 凝固割れ
1.2 液化割れ
1.3 延性低下割れ
2.低温割れ
2.1 低温割れ
3.再熱割れ
3.1 再熱割れ
4.その他の割れ
4.1 その他の割れ
第Ⅲ部 溶接過程で生じる欠陥
1.ブローホール
2.融合不良
3.その他
第Ⅳ部 使用中を想定した際に生じる割れ
1.静的破壊
2.衝撃破壊
3.疲労破壊
4.環境が影響する破壊
4.1 応力腐食割れ
4.2 その他の腐食
4.3 水素酸化割れ
第Ⅴ部 溶接構造物における欠陥および破壊の事例
溶接構造物おける欠陥および破壊の事例