特集:暑熱対策

21/05/11

 夏季の作業は暑熱環境下で行われることが多いのに加えて、溶接士は長袖・長ズボンの溶接服や安全対策の保護具などを着用する必要がある上に、屋外では太陽光から、屋内でも大きさや板厚によっては溶接構造物自体が熱源となり輻射熱を放つ場合も見受けられるなど暑熱ストレスが非常に高く、入念な対策が必要となる。そのため、溶接事業所が溶接士に備品として空調服などの暑熱対策製品を支給するなど現場では様々な対策が行われており、各メーカーによる溶接士向けの暑熱対策製品の開発も進む。消防庁の統計によると2020年の6月から9月の全国における熱中症による救急搬送人員の累計は 6万4869人と3年連続で6万人を超えた。溶接士は日頃からスパッタなど熱がある現場で作業することが多いため、暑さを我慢してしまう傾向があるというが決して無理はせず、こまめな水分・塩分補給と風通しが良く、涼しい場所での休憩を心掛けてほしい。
【第3385号】

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