新横浜市役所にFSW適用

21/03/23

 昨年1月に完成した8代目横浜市役所(横浜市中区)には、すっきりとしたラインを形成するなどの理由から多くのアルミパネルが使われているが、その一部には摩擦拡販接合(FSW)が使われている。地下鉄馬車道駅と接続し、屋根付き広場として多様な使い方を求められるアトリウムのアルミパネルの大部分のアルミパネルを担当した菊川工業は、議会棟北側1階にある幅4150ミリの壁部分をパネル2分割、1枚2メートルを超える割付で納めたいというデザイナーからの要望に対し、市場で流通していない材料をFSW技術で対応。「低ひずみかつ高強度の板材接合が可能な摩擦撹拌接合にて、大板を製作した。パネルフレームなどの補強は、設計的計算のみで判断せず、ツナギ目など現物を確認しながら万全を期した」とする。FSWは、摩擦熱と回転力で金属材を接合する技術で、従来の溶接方法と比較して高品質・高強度で接合する。
【3379号】

TOP画面へ

お勧めの書籍