鉄骨需要405万トン、端境期に景気後退が影響

21/03/09

 溶接材料の産業別使用量が国内で最も多い鉄骨業界。本紙がまとめた2020年(暦年ベース)の鉄骨推定需要量は、前年比14・2%減の405万1100トンとなり3年連続で減少、直近10年においても最も低い水準となった。国土交通省の建築着工統計調査報告によると、2020年(暦年)全建築物の着工床面積は前年比10・8%減の1万1374平方メートルで3年連続の減少となった。公共の建築主は同9・4%減の538万平方メートルで4年連続で減少、民間は同10・9%減の1万836平方メートルで3年連続で減少した。昨年の建築鉄骨業界は当初から五輪関連施設や宿泊施設の建設ラッシュを終えた端境期とされていた。そこに新型コロナウイルス感染拡大による工事の中止や着工の遅れも生じて、大幅な減少にいたった。
【第3379号】

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