溶接ニュース

2020年の記事一覧

2020/09/23

外国人実習生の技能が高度化 評価試験専門級が増加傾向

 外国人技能実習生に求められる技能が高度化している。ものづくり現場における人手不足解消のために技能実習生の活躍に大きな期待が寄せられている。近年は技能実習生を従来の「3年で帰る人材」ではなく、昨年から始まった特定技能への移行も視野に入れた「中長期的に活躍する技能者」として企業が受け入れるケースもあり、現場における役割が増しているためだ。これを反映して溶接における外国人技能評価試験の専門級受験者数は...

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2020/09/23

溶接学会秋季全国大会開く ウィズコロナの在り方示す

 溶接学会(廣瀬明夫会長)は、9月9ー11日まで、2020年度溶接学会秋季全国大会を開催した。新型コロナウイルス感染拡大の中、溶接学会初のオンライン形式での開催となった。廣瀬会長は開催にあたり「オンラインならではの時間と空間に制限されない魅力あるコンテンツ提供する」と述べ、新たな学会発表のあり方を示す全国大会となった。  大会は一般講演152件、ポスター講演43件と通常開催と変わらない規模での開催...

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2020/09/23

特集・溶射技術の現状と展望

 表面改質加工のひとつである溶射技術は、日本に技術導入され約1世紀が経つ。基材に適切な材質を被覆することで、防錆・防食から耐摩耗や耐熱、耐衝撃性、電磁性など様々な機能を与えることができる溶射技術は、材料の有効活用やライフサイクルコストの点からも有用だ。エネルギー分野や航空・宇宙産業、自動車や鉄道車両、鉄鋼、電力、印刷・製紙ロールなど適用産業も増加している。またコロナ禍での抗菌コーティングとしての期...

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2020/09/23

地域特集 甲信越

 甲信越地方とは、山梨県「甲斐国」、長野県「信濃国」、新潟県「越後国」の3県のことを指す。各県ともに共通するのは、豊かな自然環境の中でも、首都圏からの交通アクセスが年々改善されてきていること。昨今のICT(Information and Communication  Technology)環境の充実により、最近では、Uターン就業、Iターン就業に加えて、田舎暮らし希望の人気としても高まりを見せる。そ...

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2020/09/15

愛媛大学と川田工業、パルスガスマグ溶接法を開発

 愛媛大学と川田工業(東京・北区、川田忠裕社長)による共同研究グループは、スパッタの発生量が少なく、ガスコストを安価に抑える新しいガスシールドアーク溶接方法「パルスガスマグ溶接」を開発。現在、実用化に向けて産学連携による研究開発を進めている。新溶接方法は、ガスシールドアーク溶接における、炭酸ガスシールドガス中に、空気砲の様にパルス状にした微量のアルゴンガスの塊を1秒間に約50 回添加して、溶接時の...

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2020/09/15

特集・パイプ加工の最新動向

 パイプは配管や導管を目的に、工場や各種プラントの用途から、建築用鋼管にいたるまで産業にあらゆる場面で使用されている。使用目的に応じ漏洩を許さない気密性や内面のわずかな気孔も許さないサニタリー性、構造物の骨格では、高い信頼性を持った強度が求められる。特別企画としてパイプ加工の最新動向を紹介する。 【第3354号】...

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2020/09/15

特集・炭酸ガス「コロナ禍で溶接、飲料向けが打撃」

 炭酸ガスは、用途の約4割を溶接向けが占める。近年の炭酸ガスを取り巻く環境は、原料ソースの不足や供給元プラントの高経年化など課題が山積している。炭酸ガスの製造に欠かすことができない石油化学精製プラントの減産や定期修理の長期化によりメーカーはここ数年価格改定に取り組んでいるが、こうした現状が溶接業界をはじめとした炭酸ガスユーザーに大きな負担となっていく。今般の新型コロナウイルスの感染拡大が各種産業各...

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2020/09/15

影山鉄工所・アイアンプラネット沼津開所・溶接の魅力をアピール

溶接体験教室を広く一般に展開するほか、学生を対象にした就職体験や工場見学などにも活用し、溶接の魅力をアピールする溶接のテーマパーク「アイアンプラネット・ベース・オブ・沼津」が8月21日、静岡県沼津市の影山鉄工所内にオープンした。溶接体験事業「アイアンプラネット」は長田工業所(福井県坂井市、小林輝之社長)が人手不足やプランディング構築などの課題に対する「溶接体験事業による経営革新」の一環として展...

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2020/09/08

開発進む現場溶接ロボ、建設業の人材不足背景に

 建設業では現場技能者の減少と人材確保が課題となっている。他の産業と比較しても建設業の人材不足は顕著だ。今後も技能者の高齢化は一層進み、熟練技能者の不足は避けられない。ゼネコン各社は建設現場での溶接技能者不足に対応するため、溶接工程の自動化・ロボット化を進める。溶接品質など技術的な課題をクリアしつつあり、今後はロボットの仕様の統一や現場オペレータの育成が普及のカギとなる。溶接ロボットと言えば、多関...

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2020/09/08

日本溶接協会・全国指定機関委員会、コロナと共存し、事業推進

 日本溶接協会は9月1日、東京・千代田区の溶接会館で第23回全国指定機関委員会(西尾一政委員長)を開催した。2019年度の溶接技能者認証(WO)は実技試験11万1902人(前期比2・7%増)、合格者数は8万6121人(同1・9%増)と、10万人台を超える高い水準を維持。2010年度以降で最も高い受験者数を示した。今年度の8月までの速報値は、新型コロナウイルス感染拡大により4月?5月にかけて全国でW...

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2020/09/08

老子製作所 銅と錫の溶接技術で鋳物製蒸留器開発

 ウイスキーやウォッカを製造するために必須となる蒸留器は、世界的に製造できるメーカーが少ない。特に国内では1社しかない独占状態にあるため製造が追いつかず、海外メーカーに依頼をしても数年待ちという状況。この状態を打開するべく、富山県高岡市で溶接や鋳造などを生業とする老子製作所は、GRN、富山県と共同で鋳物製蒸留器「ゼモン」を開発し、特許を取得した。同製品は鋳造で成形したボディ・足部分を溶接で接合して...

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2020/09/08

地域特集・東海地区、アフターコロナを見据える

 製造業の割合がダントツで日本一の愛知県を中心に、ものづくりが盛んな東海地区。自動車産業が圧倒的に強く、建築鉄骨や各種プラント、航空産業など造船を除いてあまねく溶接関連も集積して大きな市場を形成している。3月以降のコロナ禍は、その東海地区の中心である自動車産業に大きな影響を与えた。製造現場の稼働率が下がり、そこに納める製品群は軒並みダウン。「かつて見たことのない数字」(ガスメーカー)と言うほどの減...

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2020/08/25

EV用レーザ、技術開発が活発化、モータの銅溶接が焦点に

 次世代自動車として注目を集めるEV(電気自動車)の普及を背景として、ブルー/グリーンレーザ、ビーム形状可変レーザ、ブルレーザによるハイブリッド化など新しい溶接技術の開発が活発化している。それぞれ特徴を持った技術だが、共通しているのはEV部品、中でもモータをはじめ銅の溶接が欠かせない電気部品への対応である。レーザによる銅溶接の動向を追った。 【第3352号】...

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2020/08/25

建築鉄骨特集

 建築鉄骨業界は、大都市圏を中心とした再開発事業の一方で、東京五輪の開催延期に伴う着工計画の変更や新型コロナウイルス感染拡大によるオフィス需要や工場設備需要の不透明感が広がり、需要にブレーキが見え始めている。溶接士をはじめとする人手不足も深刻化するなか、解決手段として溶接ロボットによる省力化や、低スパッタ溶接材料による作業効率の改善など、多様な取り組みが行われている。建築鉄骨の現況や団体トップの声...

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2020/08/25

日本溶接構造専門学校特集 

 日本溶接技術センター(黒川剛志理事長)付属日本溶接構造専門学校(川崎市川崎区)は、当時の同センターが経営母体となり1977年に開校した日本で唯一の溶接と非破壊検査の専門学校である。「ものづくりの学び舎」として、製造業の現場に、多くの技術者、後継者を輩出している。鉄骨加工業の子弟者をはじめ、溶接未経験の社会人や普通のサラリーマン家庭からの入学希望者など性別問わず、幅広く入学生を受け入れている。 【...

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2020/08/25

エンジン・バッテリ溶接機とレンタル特集

 世界的な感染拡大により、各国の経済界・産業界に大きな影響を与えている新型コロナウイルス。感染拡大が最初に確認された中国・武漢は自動車産業が盛んな地域であることからエンジン溶接機の生産において部品供給に影響がみられたほか、同機の国内における最大の需要先である建設工事現場においても政府の緊急事態宣言の影響を受け、一定期間工事を休止する動きがみられるなど、エンジン溶接機やレンタル業者への影響がでている...

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2020/08/18

溶接事業所のコロナ対策、感染防止策の基本徹底

 都市部を中心に感染拡大が続く新型コロナウイルス。緊急事態宣言は解除されたものの未だ収束の気配はみられない。業種にもよるが「非常事態宣言解除後、仕事量はほぼ元に戻っているが、感染防止対策に追われている」とは、最近の溶接事業所で良く聞く言葉だ。溶接工場における感染防止対策について取材した。 【第3351号】 ...

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2020/08/18

溶接学会・新会長特別インタビュー・廣瀬明夫氏(大阪大学大学院工学研究科教授)

溶接学会の新会長に廣瀬明夫氏(大阪大学大学院工学研究科マテリアル生産科学専攻生産科学コース教授)が就任した。コロナ禍でのスタートとなる中、廣瀬会長は「溶接には我々が思う以上の大きな可能性がある。この状況を乗り越え、チャンスへと変えていきたい」と決意を示す。 【第3351号】...

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2020/08/18

肉盛溶接特集

肉盛溶接は、摩耗や腐食、熱酸化などによりダメージを受けたプラント設備や、機械設備の補修などに数多く適用されている。また機器の予防保全や長寿命化、高機能化を目的に、設備機器の製作時点から表面改質技術として施工されるケースも一般的で、その目的・用途は多岐におよぶ。省エネルギー化や省資源化、環境対策などが大きくクローズアップされる中、「硬化肉盛」や「耐食肉盛」などに代表される肉盛溶接技術は、近年ますま...

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2020/08/18

特集・静岡県の現状と展望

 2019年度の名目県内総生産が16兆9503億円で、全国シェア約3%の経済規模を誇る静岡県。第2次産業のウエイトが約45%と全国の中でも比較的高いこともあって、製造品出荷額等は全国4位の位置付けにある。一般的に「産業のデパート」と言われるように、多様な産業群を構成しているのが特徴で、パルプ・紙・紙加工品、電気機械器具、輸送用機械器具などを中心にすそ野の広い産業を形成。溶接機材、産業ガスに関連する...

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2020/08/11

テクノスチールダイシン、溶接の自動化を推進、5年で売上倍増に 

 栃木県宇都宮市に拠点を構えるテクノスチールダイシン(石田裕之社長、栃木県溶接協会会員)は溶接ロボットを積極的に導入し、溶接工程の自動化を進めるとともに、開先加工機やHスケーラなどを使用し、溶接前の一次加工からばり取り、研磨などの後加工も自動化。生産性向上だけでなく、現場の負担軽減という側面からも自動化を推進し、熟練技能者が活躍できる環境を整備。2016年には厚生労働省主催「高年齢者雇用開発コンテ...

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2020/08/11

溶接機寄付事業始める、溶工振8月から応募開始

 溶接接合工学振興会(=溶工振、野本敏治理事長)は、工業高校などを対象に溶接機を寄付する「溶接機材助成」事業を創設。8月から応募を開始した。少子高齢化の中、溶接士の不足が危惧されている。未来の溶接士確保に向けた若年層対象の溶接教育が重要視されているなか、全国各地で工業高校生を対象とした溶接コンクールや講習会が行われているが、学校側には溶接機を購入する予算の確保が困難というハードルがある。今回の助成...

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2020/08/11

プレゼンス、輸入二輪車に不可欠な溶接技能

 高級バイクの中でも特に著名なハーレーダビットソン(ハーレー)。国内にあるハーレー製バイクの99%が米国製だが、プレゼンス(横浜市鶴見区)は残り1%である欧州製の部品を使用するユーロカスタムハーレーを取り扱う。ユーロカスタムハーレーの特徴は、車体に曲線を多用していること、一般的なタイヤより太い約20?のタイヤを使用していること、低い車高などデザイン的な要素が強いことで、これらを可能にしているのが熟...

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2020/08/11

特集・精密板金

 一枚の金属板に、溶接、切断、プレス、曲げなどの多彩な加工を施す精密板金加工。自動車、家電、建築など業種は幅広く、IoTをはじめとする情報通信の先端技術とも結びつきながら、多様化する顧客からの要望に対応する様々な加工機が生み出されている。近年は、産業界で深刻化する人手不足に伴い、現場の効率化・省力化へのニーズも増加。各加工機メーカーに対しても単体機の性能だけでなく、人手不足に対応した自動化システム...

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2020/08/04

IIW年次大会開く、新会長にD・ランドン氏を選出

 IIW(国際溶接学会)は7が得15日から25日まで,総加盟国53カ国のうち41カ国約600人の溶接界の頭脳がエントリーし,2020年年次大会を開催した。初日の総会では,IIW憲章に基づく理事会メンバーの更新により,新会長には15年にAWS(米国溶接協会)会長を務めたデビッド・ランドン氏が,また副会長には粟飯原周二氏(日本溶接協会会長)がそれぞれ選出された。新会長に選出されたランドン氏は「IIWで...

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2020/08/04

石川県工業、公設施設初ブルーレーザを導入、肉盛積層と溶接実験用に

 石川県工業試験所(金沢市)に青色半導体レーザ(ブルーレーザ)を搭載した肉盛積層装置が導入された。肉盛だけでなく、溶接実験にも利用できる。公設施設にブルーレーザが導入されたのは初めてとみられ、担当の舟田義則主任研究員は「装置を広く使ってもらうのが我々の使命。いろいろな実験で試してほしい」と呼び掛けている。自動車の電動化に伴って電気伝導率のいい銅の溶接ニーズが高まっているが、銅は熱伝導率も高いために...

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2020/08/04

技術レポート・はやぶさ2の電子ビーム溶接、東成エレクトロビーム

 太陽系の起源・進化と生命の原材料物質を解明するため、C型小惑星「リュウグウ」で鉱物などのサンプルを採取するプロジェクトを見事に果たし、12月6日に帰還が予定されている「はやぶさ2」。プロジェクトが順調に進捗していることから、採取した鉱物などを入れたカプセルを地球に射出した後は、10年かけて別の惑星の探査に向かう検討も行われている。このはやぶさ2における最大の目的の一つは、小惑星表面にクレータを作...

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2020/08/04

特集・溶接技能伝承

 高度熟練技能者の退職などが顕著となる中で、熟練溶接士不足が問題化している。このため若手溶接士への技能教育に注力する動きが活発化。溶接事業所においては、若手社員向けの溶接技能研修の充実や高度熟練技能者の定年を引き上げることで若手への指導者として重用する取り組みなど見られる。技能実習生をはじめとする外国人人材を育成する動きも加速。また、溶接における技能伝承の手段としてデジタル技術の活用もみられるよう...

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2020/07/28

ビード検査に新たな動き・レーザセンサで判定

 自動化の波がビード検査にも広がっている。レーザセンサで良否を自動判定し、検査履歴を残す仕組みが主流だ。作業者の負担が減り、検査基準が統一され、トレーサビリティ(品質の追跡管理)が期待できるとして、導入を検討する製造現場が増えつつある。この波に合わせ、メーカー各社も判定ノウハウで競い合う。人手不足に加えてコロナ禍もあり、人の介在を極力減らす「製造現場自動化」の動きは今後も加速しそうだ。 【第334...

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2020/07/28

丸山ステンレス工業、自社ブランドで社員に誇り  

 熊本県山鹿市にある精密板金加工業者の丸山ステンレス工業(丸山良博社長)は自社ブランド製品としてステンレス製焚き火台「BonfireGrill(ボンファイヤーグリル)」を自社サイトhttps://stenflame.theshop.jp/で販売している。同製品はクラウドファンディングで目標金額の10倍以上の金額を達成するなど人気を集めている。丸山社長は「溶接やレーザ加工などを用いて誰が見てもカッコ...

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2020/07/28

初心者技能学習に溶接VR。神鋼EN&Mなど

 溶接技能の伝承が製造現場の課題になる中、神鋼エンジニアリング&メンテナンス(神戸市灘区、神鋼EN&M)は、熟練者の手元の動きを3Dモデルで再現することで、初心者が溶接技能を効率的に学習できるバーチャルリアリティ(VR)システムを開発した。VR事業を行う、イマクリエイト(東京・港区)との共同開発。今回のVRシステムでは溶接の熟練者の手元の動きを3Dモデルで再現。初心者がまねることで簡単に学習ができ...

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2020/07/28

地域特集・北海道

 新型コロナウイルス感染症の減少に伴い、道内では7月10日から5000人以下のイベント開催が可能な「ステップ3」に移行した。今後も感染拡大の兆しがなければ8月1日からすべてのイベントが開催できる「ステップ4」に移行する。感染対策を取りながら経済活動を再開する中、これまで進めてきた北海道新幹線延伸工事をはじめ、札幌市を中心とした新たな再開発事業などが今後の道内経済回復の原動力と期待されている。本紙...

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2020/07/21

松山鋼材 溶接工程の7割自動化 独自機能で効率化図る

 胴縁などの鉄骨二次部材を製造する松山鋼材(千葉県旭市・向後賢司社長)は2015年に自動溶接ロボット「武蔵」、翌年には「小次郎」を相次いで自社開発し、溶接工程の7割の自動化を達成。QRコードの読み取りによる溶接位置を自動調整する独自機能などで同社の生産体制を支えている。「溶接ロボットはパナソニックの協力で開発。プログラムなどを当社で設計し、機能のカスタマイズやアップデートを可能にした。QRコードに...

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2020/07/21

NEDO、ブルーレーザによる複合加工機を開発、従来比6倍速で銅コーティング

 自動車の電動化が加速する中、新たな銅の加工方法として高輝度青色半導体レーザ(ブルーレーザ)の技術開発が活発化している。NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)は、ブルーレーザおよびその加工技術の開発に取り組んでいるが、このほど大阪大学、ヤマザキマザック、島津製作所と共同で、ブルーレーザを活用し、銅を高速・精密にコーティングできるハイブリッド複合加工機を開発した。 【第3347号】...

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2020/07/21

弘前地区溶協、第6回高校生溶接塾を開講、弘前工高で技術指導

 弘前地区溶接協会(吉澤俊寿会長)は6月から、青森県弘前市の弘前工業高校で、2020年度弘前市地域産業魅力体験事業の補助金を活用した「第6回高校生溶接塾」を開講している。講師は、同校OBで、県溶接技術競技大会の第40・41・44回被覆アーク溶接部門で優勝している山崎雄亮氏(二唐刃物鍛造所副工場長)が務める。高校生への溶接技術指導を行う溶接塾は、弘前市の溶接業界の活性化とともに、高校生の地元企業への...

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2020/07/21

レーザニュース拡大版、レーザ加工技術の最前線

 自動車、板金、電子・電気機器などの分野でレーザ加工技術は、欠かすことのできない基盤技術の一つとなっている。中でもレーザ溶接はひずみが少なく、高速溶接が可能なことから、薄板における高効率化、高品質化を目的に普及が始まったが、最近では、エコカーの普及拡大に合わせて需要が拡大している 銅・アルミ溶接の高効率化やスパッタの低減方法として期待が高まるっている。本号ではレーザニュース拡大版として、レーザ加工...

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2020/07/14

日本溶接協会20年度総会、認証事業・人材育成に注力

 日本溶接協会(粟飯原周二会長)は7月8日、東京・千代田区の溶接会館で2020年度定時総会を開催した。粟飯原会長は新型コロナウイルス感染拡大に関し、「認証事業を中心に協会事業の重要性を再認識した」(粟飯原会長)と述べ、溶接界の人材育成などに改めて注力する方針を示した。2020年度事業計画は重点課題として溶接業界の人手不足に取り組む。「若年者の取り込み、溶接女子の拡大、外国人の受け入れ」を重点的に実...

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2020/07/14

吉橋興業、ニッチな溶接工事で実績重ねる、安全教育を徹底

 東京スカイツリー、羽田空港、六本木ヒルズ、渋谷ヒカリエ、横浜赤レンガ倉庫など、数々の有名建築物の施工に携わっている吉橋興業(東京・世田谷区、吉橋厚司社長)は、金属工事全般を請け負う専門工事業者。中でも石壁などをつくるための下地工事というニッチな市場に目を向け、順調にシェアを獲得。「人こそ資産」(吉橋社長)であることから現場に出る技能者には全員にJIS溶接技能者資格を習得させるなど、技能教育に力を...

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2020/07/14

日本溶接協会、氷河期世代向け短期資格等習得コース創設

 バブル崩壊後の就職難に見舞われた「就職氷河期世代」を対象とする政府の就労支援が本格化する。厚生労働省は、就職氷河期世代の安定的な就労の促進を図ることを目的に「就職氷河期世代の方向けの短期資格等習得コース事業」を創設し、今年1月、業界団体等を対象に企画競争の公募を開始した。これを受け、日本溶接協会では溶接技能資格取得を目的とした技能教育が同事業の趣旨に合致すると判断し、積極的に協力する事業企画を提...

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2020/07/14

全国軽金属溶接競技会優勝者インタビュー・福永航大氏(三菱電機伊丹製作所)

 「この競技会のことをずっと気に掛けて励ましてくれた鹿児島の母が、『優勝』を誰よりも喜んでくれて感慨ひとしおでした」と語るのは、福永航大氏(三菱電機伊丹製作所)。 同氏は昨年10月、神奈川県川崎市で開催されたアルミニウム溶接の技能を競う第45回全国軽金属溶接技術競技会・第3種の部「ティグ溶接=板厚3?立向突合せ、板厚8?横向突合せ」で初出場・初優勝の快挙を成し遂げた。同氏は鹿児島県出身の23歳で、...

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2020/07/07

菊川工業、高輪ゲートウェイ駅の溶接 和をテーマに

 各種サービスロボットやデジタルサイネージの導入など、未来に向けた実験場として話題を集め、JR東日本京浜東北線・山手線の停車駅として今年3月に開業したばかりの高輪ゲートウェイ駅(東京・港区)。折り紙をイメージしたステンレス製の大屋根も高い注目を集めているが、その施工には、デザイン性の高い溶接・板金加工で高い実績を持つ菊川工業(東京都墨田区、宇津野嘉彦社長)が参画する。同社に水密性を確保するために建...

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2020/07/07

小貫金網製作所板金、特殊金網、レーザ加工の三拍子

「板金、特殊金網、レーザ加工の三拍子で仕事の幅を広げている」とするのは、小貫金網製作所(埼玉県川口市)の小貫好弘社長。同社は抵抗溶接を用いた理化学・工業用特殊金網の加工や販売に加えて、ティグ溶接やスポット溶接などを用いた板金加工やレーザ加工を手掛ける。「同社は板金加工、レーザ加工、特殊金網加工の3本柱で営業をしている。割合で言えば板金加工が5?6割の売上を占めているが、板金加工だけではなく90年...

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2020/07/07

バーチャルで現場巡回、建設現場のネットワークシステム開発

 竹中工務店は、建設現場をネットワーク化するIoT化ツールを開発した。天井への複数のカメラ設置などを通じて、複雑な建設現場内を巡回するように映像で確認することができるなど、現場内の一括管理が可能となる。同社が開発したプラットフォームは、「TSUNAGATE(ツナゲート)」。インターネット接続ができる分電盤を設置することで、カメラや照明、各種センサなど様々なIoT機器のコントロールが可能となる。...

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2020/07/07

溶接女子・市原萌さん、溶接技能を生かしたフリーランスエンジニア

 溶接業界でフリーランスエンジニアという言葉は耳馴染みが薄い。溶接士は決められた工房で溶接業務を行う職人というイメージが根強いこともあるが、溶接士は独立しても横の繋がりが少なく決められた業界から仕事を受注し続けている「1人親方」である場合も多い。溶接工房クリエイティブワークスで溶接加工を担当している市原萌氏は、インテリアメーカーから依頼があれば相手先の企業で溶接加工を行い、引き合いがあれば初心者向...

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2020/06/30

溶接設備、過半が老朽化、2020年ものづくり白書で溶接事例

 設備導入から15年以上経過している溶接機・溶断機の比率が、1994年調査時の約3割強から、2018年では5割弱まで達していることが判明し、10年以上を入れると約7割に達しているなど、溶接機の老朽化率が進んでいることが浮き彫りとなった。政府がこのほど発表した2020年版ものづくり白書(ものづくり基盤技術の振興施策)によると、2018年12月の日本機械工業連合会の調査では、金属工作機械、第二次金属加...

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2020/06/30

特集・大阪大学接合科学研究所「溶接文化をつむぐ」

 我が国溶接研究の総本山ともいえる大阪大学接合科学研究所。溶接科学に関する研究、教育のみならず、溶接を一つの文化と捉え、後世に向けて溶接文化を育くみ、伝承し、さらには広く世の中に溶接の重要性、面白さを伝えるためのさまざまな取り組みを展開している。その中で、4月に開催を予定していた2020国際ウエルディングショーでの特別企画「春の溶接まつり」においては同研究所がモットーとする「溶接文化の継承」が中心...

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2020/06/30

東南アジアにJIS認証普及へ、日溶協、経産省事業委託

 日本溶接協会は6月18日、経済産業省の国際標準化事業「JIS規格に基づく溶接技能者の資格認証システムの東南アジア各国への導入と普及」を受託したと発表した。同事業は東南アジア諸国にJISに基づく溶接技能者認証制度を普及させる事業の実行可能性を調査するもの。調査項目は▽アジア諸国におけるJIS溶接技能者認証システムのニーズ▽アジア諸国におけるJIS認証システム導入のための試験機関候補▽試験機関候補の...

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2020/06/30

iーShipping補助金採択事業発表、溶接ロボット開発など8件

 国土交通省は6月9日、造船工程における生産性向上を目的に実施している海事生産性革命(iーShipping)を推進する2020年度革新的造船技術研究開発補助金の採択事業を発表。NCデータ準備が不要な溶接ロボットの開発(ジャパンマリンユナイテッド)など8件が選ばれた。主な採択事業の概要は次の通り。▽NCデータ準備が不要な溶接ロボットの開発(ジャパンマリンユナイテッド)▽MRシステムを用いた艤装品取付...

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2020/06/23

赤星工業,難溶接材に不可欠な知識・経験

 1946年に創業、現在は千葉県市原市に本社工場を構える赤星工業(伊藤広一社長、千葉県溶接協会会員)は、非鉄金属や特殊材料の溶接を専門とする。中でもアルミニウムの溶接技能を競う「全国軽金属溶接競技会」では多くの優勝者・上位入賞者を輩出する。同社はアルミニウム、チタン、ステンレスばかりでなく、銅、ニッケル、ジルコニウム、タンタル、ニオブ、マグネシウム、銀、プラチナなど溶接難易度が高く、流通量の少ない...

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2020/06/23

旭エンジニアリング、溶接事業所がPCR検査センターを無償提供

 静岡県袋井市でプラント製造の溶接加工を生業とする旭エンジニアリング(西野正和社長)は、特殊車両の製造で培った溶接技術などを生かし、新型コロナウイルス感染拡大の対策に特化したウォークスルー方式のPCR検査センターを開発。昨今のPCR検査需要の高まりを受け、5月27日に浜松市へ無償提供した。同社は、プラント製造で培った溶接技術を横展開することで、2015年よりキャリアカーなど特殊車両の部品の製造を開...

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2020/06/23

全国安全週間特集

 今年も7月1日から1週間にわたって「全国安全週間」(主唱者=厚生労働省、中央労働災害防止協会)が実施される。溶接事業所においても労働災害防止に関する様々な活動が展開される。今回のスローガンは「エイジフレンドリー職場へ!みんなで改善リスクの低減」。エイジフレンドリーとは「高年齢者の特性を考慮した」を意味する言葉。近年、60歳以上の高年齢労働者は増加している。熟練技能者や教育係として高年齢の溶接士は...

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2020/06/23

IIW年次大会を討議、若手研究者を支援

 日本溶接協会と溶接学会で組織する日本溶接会議(JIW)は6月5日、東京・千代田区の溶接会館で2018・19年度第5回共同企画委員会(平田好則委員長)を開催した。平田委員長をはじめ多くの委員がWebによるリモート会議システムで参加した。7月にインターネットのオンライン上での開催となった国際溶接学会(IIW)年次大会や、2022年に日本での開催が決まっているIIW年次大会に向けた実行準備委員会などに...

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2020/06/16

ブルーレーザのハイブリッド化、需要高まる銅溶接に新技術

 EV(電気自動車)やHV(ハイブリッド車)など自動車電動化の動きが加速し、自動車で使われる電気・電子部品が増え、その重要性が増す中、難溶接材料である銅の溶接技術に高い注目が集まっている。古河電気工業(東京・千代田区、小林敬一社長)は6月5日、日亜化学工業(徳島県阿南市、小川裕義社長)と高出力青色レーザ(ブルーレーザ)ダイオードモジュールを共同開発したと発表。合わせて同レーザモジュールを搭載した高...

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2020/06/16

抵抗溶接特集

 抗溶接機器の主なユーザーである自動車や板金加工分野では、軽量化を目的としたマルチマテリアル抵化が進み、アルミやハイテン材など難溶接材に対する需要が高まっている。このようなニーズを踏まえた技術開発が求められているほか、鉄とアルミなど異種材料接合の研究も活発化する。ロボット化が進み、短時間で大量生産が可能な抵抗溶接に対するニーズは依然として高い。最近の潮流や品質確保策など、抵抗溶接の最新の動向を特集...

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2020/06/16

3密避けて新人研修,サンキュウリサーチR&C,アーク溶接など

 コロナ禍の影響で新入社員の溶接研修が大きな課題になる中、山九グループ東日本地域で人材育成を担うサンキュウリサーチアンドクリエイト東日本能力開発センター(千葉県君津市、山口弘之所長)は5月11日から6月5日までの約1ヵ月間にわたり実施した新入社員整備基礎研修カリキュラムを無事終了した。アルコール消毒などを徹底したうえで、3密を避けるため、同センターだけではなく研修内容ごとに市内にある2つの同グル...

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2020/06/16

グリーン・ブルーのレーザ導入、進和、ラボ新設

 進和(名古屋市守山区)は本社隣接の技術棟1階にラボルームを完成させた。銅溶接に対応する2キロワットのグリーンレーザ(独・トルンプ製)と1.5キロワットのブルーレーザ(レーザライン製=写真)をそれぞれ設置し、テスト加工と評価が実施できるようにした自動車の電動化に伴ってモータなどに使う銅溶接のニーズが高まっており、対応するレーザ2機を設置した。電気伝導率の良い銅は自動車のモータなどで使われているが、...

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2020/06/09

厚生労働省、溶接ヒュームの政省令改正

 厚生労働省は4月22日、政令(労働安全衛生法施行令)、省令(特定化学物質障害予防規則=特化則)などを改正し公布した。特定化学物質(第2類物質)に「溶接ヒューム」を追加するとともに、「マンガン及びその化合物(塩基性酸化マンガンを除く)」の「(塩基性酸化マンガンを除く)」を削除した。溶接事業所に呼吸用保護具選定に際しての個人ばく露測定を義務付け、特定化合物質作業主任者を置くことを求める。施行は202...

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2020/06/09

溶接学会・新会長に廣瀬氏(大阪大学)

 溶接学会は5月26日に総会ならびに理事会を開催し、会長(代表理事)に廣瀬明夫氏(大阪大学大学院工学研究科マテリアル生産科学専攻生産科学コース教授)が就任した。副会長は才田一幸(大阪大学)、山岡弘人(IHI)の両氏が就いた。廣瀬会長の経歴は次の通り。 廣瀬明夫(ひろせ・あきお)=1956年6月大阪府出身、79年大阪大学工学部卒業、81年大阪大学大学院工学研究科博士前期課程溶接工学専攻修了、81年同...

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2020/06/09

溶接技能者試験再開、感染防止策を実施

 日本溶接協会は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止していた溶接技能者試験(WO)を6月から再開した。再開後初の検定試験を6月2日、東部地区溶接技術検定委員会(神奈川県川崎市)で実施した。再開にあたって日溶協は、会場と受験者の双方に対し、感染防止に向けたガイドラインを作成。マスクの着用や、会場での受付や、学科・実技の試験中も3密を避けるなどの対策を取ったうえでの試験を再開した。関係者は「この試...

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2020/06/09

かなテクカレッジ東部、実用的な溶接教育で就業率100%

 技能教育や技術継承は溶接業界がかかえる大きな課題の1つだ。新人教育にかけるリソースのない町工場などでは、入社後、半数以上が離職すると言われている。近年、溶接における教育改革は、町工場だけではなく、企業に人材を送り出す職業訓練校にも求められるようになった。「大規模総合教育による多能工の育成」を目指す、かなテクカレッジ東部(神奈川県東部総合職業技術校)の溶接・板金コースの就業率は毎年ほぼ100%だと...

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2020/06/02

宮富士工業、全員が溶接有資格者

溶接をはじめ、ものづくりを事業とする町工場は、事業戦略を進める上で、競合他社との差別化に頭を抱えるところが多い。鉄骨業者における工場グレードのような客観的に技量を推し量るような制度があれば良いが、ほとんどの製造業においてそうした制度がみられないためだ。そんな中、宮城県石巻市でプラント設備の製造を手掛ける宮富士工業(後藤春雄社長)は「在籍する溶接技能者全員が日本溶接協会が認証する溶接技能者資格の...

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2020/06/02

豊電子工業、銅溶接ロボットシステムを開発

  豊電子工業(愛知県刈谷市、盛田高史社長)はこのほど、青色半導体レーザの溶接ロボットシステムの受注を開始した。従来のレーザでは反射して難しかった銅の溶接を実現する。同社は今後、第2工場(愛知県刈谷市)に同ロボットシステムを導入し、テスト加工の受託も本格化する。レーザ発振器には、ビームの安定性などを高く評価し、同社が2012年から協業している独レーザーライン社製を搭載している。ブルーレーザのため、...

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2020/06/02

日本溶接協会、WO試験再開 6月1日から

 日本溶接協会は5月25日、新型コロナウイルス感染拡大により、全都道府県で中止をしていた溶接技能者評価試験(WO)を6月1日から再開すると発表した。日溶協は再開にあたり感染防止のためのガイドラインを策定。会場での感染防止対策を取ったうえで試験を実施する。6月1日以降の申し込みの問い合わせ、受験日の調整は各都道府県の日溶協指定機関が対応。場合によっては1会場当たりの受験者数を通常の場合より制限する。...

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2020/06/02

全溶連2020特集

 全国高圧ガス溶材組合連合会(深尾定男会長)は、高圧ガスを取り扱う事業者の責務でもある自主保安への取り組みはもちろん放置容器問題について会員相互に連携し、撲滅に努めている。特集では、全溶連のあるべき姿や今後の全溶連の活動方針などについて深尾会長に聞いたほか、新型コロナウイルスの感染拡大が溶材商社に与えた影響やロジスティクスにおける人手不足、メーカー、ユーザーの声などを集めた。 【第3340号】...

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2020/05/26

熟練技能の習得に新たな動き  溶接技能のデータ化

 熟練溶接士の不足の解消に向けて短期間で熟練技能を身に付けるような教育態勢が求められる中、溶接技術をデータ化することで対応する動きが出てきた。日立建機(東京・台東区)は溶接士の動きをカメラで撮影するなどしてデータ化し、若手の教育に活かすシステムに取り組む。パナソニック(大阪府門真市)は熟練溶接士がティーチングした動きを溶接ロボットに応用する。中小企業のノースヒルズ溶接工業(東大阪市)は自社にいる熟...

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2020/05/26

フジムラ製作所・清潔で働きやすい板金工場へ

 働き方改革関連法への対応や雇用確保への対応を背景に中小企業においても労働環境改善に力を入れる動きが広がっている。溶接加工やレ?ザ加工などの精密板金技術でステレンス製品を中心に製作するフジムラ製作所(埼玉県川口市・藤村智広社長)の工場にはスピーカーから溶接作業中にも有線放送のヒットチャートが流れる。藤村社長は「町の板金工場は溶接機や加工機の機械音、グラインダーで金属を削る轟音だけが鳴り響くというイ...

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2020/05/26

IIW年次大会 7月にオンラインで開催

 IIW(国際溶接学会)は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け、当初シンガポールでの開催を予定していた2020年度の年次大会を7月15日から25日までインターネットのオンライン上で開催する。オンライン上の会議は、IIW本部(イタリア・ジェノバ)が位置するヨーロッパ時間で行われる。会議の内容は録音、記録されるため後から確認することもできる。 登録はIIWのホームページ https://iiw...

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2020/05/26

JFE、創意工夫功労者賞 溶接機の改善で「溶接異常ゼロ化」

 「熱延鋼板溶接機における安定稼働のための改善」で岡山県の2020年度創意工夫功労者賞にJFEスチール西日本製鉄所(倉敷地区)熱延工場で作業長を務める下野政広、同サブリーダーの板矢章、平井誉人の3氏が選ばれた。同社は製鉄コイル接合用の溶接機であるCSW(CrossSeamWelder)において「溶接異常ゼロ化」を標準にドレッサーの改造などの改善を実施。これらの創意工夫により、「溶接異常のゼロ化」を...

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2020/05/19

厚労省マイスター認定基準改定、全国競技会成績優秀者追加

 厚生労働省が認定する「ものづくりマイスター」の電気溶接職種の認定要件に日本溶接協会(日溶協)が開催する全国溶接技術競技会の成績優秀者が追加される。日溶協は2019年から独自のマイスター制度を立ち上げるなど、溶接技能者・若年者教育、溶接普及を推進中である。今回の厚労省の基準改正を受け、より多くの溶接技能者がものづくりマイスターに認定され、全国規模の溶接技能伝承に弾みがつくものと期待される。  【第...

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2020/05/19

量研、配管内部をレーザ溶接 プラント補修に適用も

 量子科学技術研究開発機構(平野俊夫理事長)の研究グループは、狭く外部からの作業が難しい環境下でも配管を溶接することができる技術を開発した。レーザ溶接技術を応用したもので、溶接したい配管のつなぎ目部分などを事前に計測し、レーザ光の照射位置を高精度に狙うことで、わずか1?の隙間や軸がズレた配管同士の溶接を可能にする。今年3月に完成した核融合実験装置「JT―60SA」の配管補修技術として適用が見込まれ...

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2020/05/19

フラウンホーファー、溶接検査で人とロボットがコラボ

 独・フラウンホーファー電気通信研究所、ハインリッヒ・ヘルツ研究所(HHI)、フォルクスワーゲンAGとの共同プロジェクトは、自動車産業における溶接部の検査に人とロボットがコラボレーション(HRC)するシステムの開発に取り組んでいる。 溶接部の検査を人とロボットが協働で実施し、作業者のジェスチャーや音声コマンドでロボットを制御し、作業者にとって最適な位置で、作業者が溶接品質の欠陥を検査・記録する。今...

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2020/05/19

全国軽金属溶接競技会優勝選手インタビュー・中山薫氏(赤星工業)【第1種】

 アルミニウム溶接の技能を競う第45回全国軽金属溶接技術競技会が昨年10月26・27日に開催され、その入賞者が発表された。第1種「ティグ溶接の固定管」の優勝者である中山薫氏(赤星工業・千葉県市原市、伊藤広一社長)は「普段が競技課題のアルミではなくチタンのティグ溶接で作る製品を担当することが多い。チタンのティグ溶接は溶融池に溶加棒を挿入するペースがアルミよりも早く、回数も多くなる。溶加棒挿入のタイミ...

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2020/05/11

日立建機 熟練溶接技能をデータ化

 熟練技能者不足を背景にものづくりの現場では技能者の教育・伝承が大きな課題になっているが、日立建機(東京・台東区、平野耕太郎社長)は4月20日、溶接技能の伝承を目的に、溶接士の複雑な作業データを「見える化」する技術を開発したと発表した。この技術を活用し、溶接訓練システムの開発に向けた実証実験を本格化させる。溶接中の視線や溶接トーチを動かす速度、電流・電圧などの溶接条件と溶接部の状態をカメラやモーシ...

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2020/05/11

暑熱対策特集

 夏季の作業は暑熱環境下で行われることが多いのに加えて、溶接士は長袖・長ズボンの溶接服や安全対策の保護具などを着用する必要があるため、暑熱負荷が非常に高い。そのため、各溶接現場では熱中症対策をはじめとした様々な暑熱対策が行われている。作業時間そのものを短縮することは暑熱対策には有効な方法で、住友重機械マリンエンジニアリングの横須賀造船所では7-9月に休日を増やすことで夏場における現場作業者の負担を...

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2020/05/11

阪大接合研 研究内容を動画で配信 茂田正哉准教授

 文部科学省は大学間の枠を超え大型の研究設備やデータなどを共同利用する「共同利用・共同研究拠点」を2009年に創設。溶接・接合分野では大阪大学接合科学研究所が国内で唯一の指定を受けている。同拠点協議会は各拠点が担う学術研究の最先端の情報を、一般に分かりやすく解説することを目的として、ユーチューブでの動画発信を4月から開始した。「知の拠点ーすぐわかアカデミア」と題したシリーズで、第一弾として大阪大学...

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2020/05/11

藤精機 水素用配管の自動溶接開発 

 藤精機(山梨県昭和町、新藤淳社長)は、水素ステーション用の高圧水素配管同士の溶接接合を自動化するための専用装置を開発した。日本製鉄製の高圧水素用ステンレス鋼「HRX19」の外径12・7?、板厚が3・1?と2・7?のパイプを用いて、溶接による立体配管サンプルの作製を開始した。今後は、水素ステーション向けの配管用としてサンプル供給を拡大しつつ、自社工場内での生産体制構築を目指す 【第3337号】...

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2020/04/28

次世代ロケットにレーザ溶接・神奈川大・ツツミ産業

 次世代の燃料方式として期待されるハイブリッドロケット。実用化に向けてタンク部に難加工材料に難加工材料である64チタン(Ti-6AL-4V)を適用する研究がスタート。その接合技術としてファイバーレーザを使用。ハイブリッドロケットの開発を行う高野敦准教授(神奈川大学・工学部)の研究チームとツツミ産業(相模原市緑区・堤健児社長)はハイブリットロケットに搭載する液体酸化剤のタンクをチタン合金「64チタン...

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2020/04/28

緊急事態宣言,鉄骨ファブへの影響じわり

 政府は4月16日、緊急事態宣言の対象地域を従来の7都道府県から全国に拡大した。ゼネコン大手5社のうち、清水建設、大林組、鹿島が全国の現場を原則閉所、大成建設、竹中工務店も閉所も念頭に施主との個別調整に入っている。溶接の最大の需要先であるゼネコンから仕事を受注する建築鉄骨ファブリケーターにも影響が懸念されている。関東地区を製造拠点とするSグレードファブリケーターは、「3密を回避するなど、対策を行...

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2020/04/28

溶接技能者評価試験、5月31日まで中止

日本溶接協会は新型コロナウイルス感染拡大と、政府が発令した緊急事態宣言を受け、溶接技能者評価試験の中止期間を5月31日まで延長する。日溶協は4月13日から5月6日開催分の延期を4月11日に発表していたが、その中止期間を延長する形となった。中止をするのはこれまでと同様全種目で、全都道府県の試験会場が対象。受験者がすでに支払った受験料金は返金もしくは次回受験への振替とする。有効期限が切れる受験者への...

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2020/04/28

指定機関アンケート・新型コロナ感染拡大9割影響

 新型コロナウイルス感染拡大を受け、産報出版は全国の日本溶接協会の指定機関(55機関)にアンケート調査を行った(調査期間4月11日―17日、回答50件、回答率90・9%)。技能者検定を中心に、約9割の指定機関が事業活動への影響が出ていると回答。検定窓口業務や競技会の開催など今後の影響も避けられない状況が明らかとなった。調査の結果、コロナ感染拡大の協会活動への影響は「すでにある」が88%、「今後ある...

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2020/04/21

野口工業、IoT導入で2割生産性向上

人口減少による人手不足が製造業にとって大きな課題になる中、IoT(モノのインターネット)を活用することで生産性を向上する溶接事業所がある。神奈川県綾瀬市に本社工場を構える野口工業である。IoTで溶接工程の見える化図ることで、生産性を2割ほど改善したほか、新規受注などの獲得にも繋げるなど大きな成果をあげている。同社は中厚板の溶接やプレス加工などを得意とし、大型車両のフレーム部品やエンジン部品の制作...

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2020/04/21

技能者評価試験中止、5月6日開催分まで

日本溶接協会はコロナウイルス感染拡大と、政府が発令した緊急事態宣言を受け、4月13日から5月6日までの期間、溶接技能者評価試験を全面的に中止する。中止をするのは全種目で、全都道府県の試験会場が対象となる。  受験者がすでに支払った受験料金は返金もしくは次回受験への振替とする。適格性証明書の有効期限が切れる受験者への対応は別途告知をする。 【第3335号】 ...

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2020/04/21

全国軽金属溶接技術競技会 入賞者発表

軽金属溶接協会(山内重?会長)は、昨年の10月に川崎市川崎区の日本溶接協会溶接技術中央検定場で第45回全国軽金属溶接技術競技会を開催。全国の溶接事業所を代表する62人が3種目にわかれて技を競ったが、このほど同審査結果が明らかになった。それによると、第1種ティグ溶接固定管の部は中山薫(赤星工業)、第2種ミグ溶接の部はリュウ端冬(近畿車両)、第3種ティグ溶接の部は福永航大(三菱電機伊丹製作所)の3氏が...

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2020/04/21

溶接女子インタビュー松本花織さん・森政由香さん

「目標はアルミニウム溶接の全国競技会出場」「女性溶接士が増え、一緒に仕事をすることが理想」――。日立製作所鉄道ビジネスユニット笠戸事業所(山口県下松市)では、2人の女性溶接士が新幹線の台枠製造に携わる。同事業所笠戸交通システム統括本部車両生産本部車両製造部車両第1課の台枠組に在籍する松本花織さんと森政由香さんは、台枠組を構成する約90人のうち3分の1を占める本溶接担当の溶接士である。 【第3335...

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2020/04/13

緊急事態宣言発令 溶接事業所への影響懸念

 政府は7日、新型コロナウイルスの感染拡大に備える改正特別措置法(新型コロナ特措法)に基づく緊急事態宣言を発令。溶接関連業界にも大きな影響を与えている。大手自動車メーカーでは国内工場の一部ラインを停止。鉄鋼メーカーでも、一部高炉の休止を発表。一方で中小溶接事業所に話を聞くと、現在のところ休業要請はでていないため、「事業は続ける方針」としているが、一方で「受注がキャンセルになる案件もでてきた」などの...

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2020/04/13

全国競技会優勝者の声 馬原涼太選手

 「2人で代表に選ばれたから優勝できた。ライバルでありながら仲間として一緒に戦えたことが大きい」と語るのは馬原涼太選手(東芝エネルギーシステムズ)。馬原選手は昨年11月に開催された第65回全国溶接技術競技会(全国競技会)において被覆アーク溶接の部で最優秀賞の栄冠を手にした。同競技会では同僚の中神貴紘選手(優秀賞)とともに同じ種目に神奈川県代表選手として出場。「中神と互いに切磋琢磨してきた日々の練習...

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2020/04/13

鉄骨ファブ女性参入をPR 三団体が動画共同製作

 建築分野における溶接士をはじめとした人材確保が急務となる中、これまで比率が少なかった女性の参入に期待がかかっている。全国鐵構工業協会、鉄骨建設業協会、日本溶接協会の3団体は、鉄骨業界への女性参入を促すPRビデオを共同製作。動画配信サイトのユーチューブで配信を開始した。溶接をはじめ設計や検査など建築鉄骨分野で欠かせない職種の第一線で女性が活躍する姿を動画で紹介。業界イメージの向上と新たな人材の参入...

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2020/04/13

ツツミ産業 40年間で30台のレーザ加工機導入

 レーザ溶接と同社の加工技術を組み合わせた64チタン製の超高圧ボンベなど画期的な製品を開発したツツミ産業(相模原市緑区・堤健児社長)はレーザ加工をベースとした高い複合加工や絞り加工技術を持つ。1965年の創業以来、精密板金試作一筋の同社は1981年には国内の他社に先駆けて国産レーザ加工機を導入し、レーザ加工による大幅な生産性向上を実現させた。また、短期間でその分野のエキスパートにする独自の人材育成...

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2020/04/06

鹿島,建設現場に多関節ロボ導入

建設業における人手不足が深刻化し、鉄骨工場における溶接ロボットシステムの導入は珍しいものではなくなってきたが、建設現場においても溶接ロボットの導入が活発化してきている。鹿島建設(東京・港区)は3月25日、マニピュレータ(多関節)型の現場溶接ロボットを開発し、都内で建設中のビルに適用したと発表した。可搬型溶接ロボットの適用は進めていたが、多関節ロボットの適用は同社初。現場溶接の省力化技術として期待...

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2020/04/06

北海鉄工所、鏡板の製作で溶接の使い分け

 鏡板を制作する北海鉄工所(大阪府岸和田市)。大型の鏡板や特殊形状の鏡板を製作する場合、部材を分割プレス成型した後に溶接で組み立てる。制作には様々な溶接方法を仕様によって使い分ける。鏡板は、用途に応じて様々な材質、サイズのものを製作する必要があるため、大量生産型の自動化は難しく、作業者の技能向上が重要な要素になる。同社は溶接技術を中心とした人材育成に、積極的に取り組む。昨年、臨海工場内に教育機関「...

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2020/04/06

新型コロナの影響顕著に

 新型コロナウイルスにより、溶接に関係する製造業にも大きな影響がでてきている。中小企業基盤整備機構の調査によると、中小製造業の1?3月期における景況判断DI(景気動向指数)は前期差5ポイント減のマイナス27・4ポイントとなり、7期連続で低下し、マイナス幅が拡大。2月に入ってから影響が顕著になり、中国からの部品の供給や工事の延期などがみられるようになっきている。影響はまだ表面化していない企業も多く、...

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2020/04/06

【特別企画】フレッシュマン講座

 新年渡に入り、溶接関連事業者では数多くの新入社員を迎える。「溶接」には多くの溶接法や周辺技術があり、材質や板厚が異なる製品ごとに適切な溶接条件や施工法が求められる。また、適切な作業保護具の着用など、安全に関する知識も欠かせない。溶接・溶断技術は産業用途から生活用品に至るまで様々なところで利用されている。特別企画では新入社員をはじめとする溶接初心者向けに溶接・溶断の基礎をQ&A形式でわかりやすく解...

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2020/03/31

高校に溶接機を無償提供

溶接接合工学振興会(=溶工振、野本敏治理事長)は、工業高校などを対象に溶接機を寄付する「溶接機材助成」事業を創設。4月から応募を開始する。野本理事長は「溶接機の寄付を通じて若年層の溶接教育に溶工振としても積極的に貢献していきたい」と抱負を語る。本事業の応募資格は、実習教育を行っている全国の工業高校等を対象とする他、これから実習教育を行おうとする学校も対象とする。若年者の溶接技術の向上や職業教育等へ...

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2020/03/31

国交省、革新的造船技術研究開発事業6件決定

国土交通省は海事生産性革命 (i?Shipping) の一環として、革新的な造船技術の研究開発支援に基づく、2019年度補正予算による先進船舶・造船技術研究開発費補助事業(革新的造船技術研究開発)の補助金交付先を決定。スマートな溶接機器の開発などを含む「造船工場の見える化システムの開発基盤『モニタリング・プラットフォーム』の構築と造船工場へ本格適用するための試験研究」など6件の研究開発テーマが選ば...

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2020/03/31

全国競技会優勝者、山田敬季選手に聞く

日本溶接協会は昨年11月、沖縄県北谷町のポリテクセンター沖縄で第65回全国溶接技術競技会(全国競技会)九州地区沖縄大会を開催。全国都道府県を代表する112人の溶接士が腕を競う中、山田敬季選手(広島県、マツダ)が炭酸ガスアーク溶接の部で優勝した。全国競技会初出場にして栄冠を掴んだが、ここまでには苦悩の道のりがあった。 【溶接ニュース 第3332号】...

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2020/03/31

地域特集/東北地方

東北経済産業局が発表した19年10ー12月期地域経済産業調査結果によると、東北地域の経済は「足踏み状態」。 東北の鉄骨ファブは首都圏への依存も大きくは五輪需要が一巡し、発注が落ち着いている。その一方、溶接士の動向をみると19年度のここまでのJIS受験者数は東北6件で約5600件と前年と比べ増加している。東北地域の溶接産業の現状と展望をユーザールポやメーカー、商社の声とともに特集する。  【溶接ニュ...

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2020/03/24

溶接学会賞、業績賞に浅井氏(阪大)

溶接学会(篠崎賢二会長)は溶接学会学会賞各賞ならびに、特定会員(名誉員、特別員)を決定した。溶接の学術に関し優秀な業績を上げた者に授与する業績賞は「溶接プロセスのセンンシングシステムおよび溶接品質のインプロセスモニタリング技術に関する研究」により浅井知氏(大阪大学)が受賞の栄誉に輝いた。 【溶接ニュース 第3331号】...

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2020/03/24

溶接の魅力発信 活発化

労働人口の減少にともない、製造業にとって人手不足への対応が喫緊の課題となっている。中小企業が自ら溶接の魅力を発信することで、将来の溶接士の確保に繋げようとする動きもでてきた。福井県坂井市に本社を置く、長田工業所は、プラント設備や製缶を製造する従業員約10人の中小企業で。同社が2015年6月にオープンしたのが溶接のテーマパーク「アイアンプラネット」である。 【溶接ニュース 第3331号】...

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2020/03/24

技能者不足解消は教育で

慢性的な人手不足により、外国人労働者に頼る企業が増える中、日本人溶接士を鍛え上げることに注力し、溶接士が必ず必要となるプラント事業に立ち向かう企業がある。秋田市に本社を置く、日本精機の相原幸夫本部長に「日本人溶接士へのこだわり」について話を聞いた。 【溶接ニュース 第3331号】 ...

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2020/03/24

青木精工、超微細加工技術を開発

精密板金を手掛ける青木精工(横浜市・都筑区)の青木朗社長はこのほど、溶接と汎用ワイヤ放電加工機や板金加工機をコラボさせた複合加工技術を開発した。同技術により従来のマシンでは困難であった10ミクロンの超微細加工を可能にした。新技術では青木社長の独自技術である電気を一極に集中させる抵抗溶接技術と汎用ワイヤ放電加工機を組み合わせことで板厚4mmのステレンス板に0.01mmのスリットを加工することに成功し...

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2020/03/17

日本溶接協会賞、功労賞は平田好則氏(大阪大学)

日本溶接協会は2019年度第50回日本溶接協会賞受賞者を決定した。平田好則氏(大阪大学特任教授)が、協会事業に顕著な功労のあった者に授与する功労賞を受賞した。協会事業の振興・発展に主導的な立場で貢献した者に授与する業績賞は小原昌弘(愛媛大学教授)篠?賢二(呉工業高等専門学校校長・広島大学名誉教授)高野元太(三陽テクノサービス顧問)谷野正幸(日酸TANAKA相談役)の4氏を選んだ。 【溶接ニュース ...

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2020/03/17

ボイラー溶接士全国大会、優勝は木村選手

ボイラー・クレーン安全協会(前田豊会長)はこのほど、第57回ボイラー溶接士溶接技能競技全国大会の競技結果を発表した。頂点に立ったのは木村凛選手(東北発電工業利府工場)、昨年に続いて東北発電工業利府工場の代表選手の優勝の栄誉を手にした。2位には及川光寿選手(中村鐵工所)、3位には菊池悠太選手(東日本旅客鉄道東京総合車両センター)がそれぞれ受賞した。 【溶接ニュース 第3330号】...

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2020/03/17

都中小企業、新型コロナ影響広がる

東京都産業局ではこのほど、新型コロナウイルス感染症による企業活動への影響度・実態等に関する緊急電話アンケートを実施した。調査では新型コロナウイルス感染症に関連して事業への影響について聞いたところ、「当面、影響は出ないと思う」と回答した企業が33・5%と最も多く、次いで「現在影響が出ている」が29・7%、「1ヵ月から半年以内に影響が出ると思う」が22・5%となった。 【溶接ニュース 第3330号】 ...

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2020/03/17

炭酸ガス特集/環境変化に対応

様々な分野で広く用いられている炭酸ガスだが、その需要の約半分を溶接向けが占める。炭酸ガス市場を見ると、原料ガスの不足に端を発した需給バランスの維持が難しく大変厳しい状況が慢性化している。原料ガス供給元プラントの減産や相次ぐプラントトラブルなどが顕在化するなか、主要メーカーに今後の市場見通しやユーザーに与える影響などについて聞いた。 【溶接ニュース 第3330号】 ...

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2020/03/10

溶接日本一に馬原・山田選手

日本溶接協会は3月2日、昨年11月に開催した第65回全国溶接技術競技会九州地区沖縄大会の入賞者を発表した。溶接日本一の栄誉である最優秀賞は、神奈川県代表の馬原涼太(まはら・りょうた、被覆アーク溶接=手溶接=の部、27、東芝エネルギーシステムズ)、広島県代表の山田敬季(やまだ・たかき、炭酸ガスアーク溶接=半自動=の部、27、マツダ)の両選手が受賞した。両選手には6月に開催する表彰式で経済産業大臣賞が...

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2020/03/10

売上11倍で町工場を再生

溶接事業所、特に町工場の技能者不足が大きな課題となっている。女性溶接士の増加や外国人労働者の雇用などの対策は目にするが、根本的な解決といえる取り組みを見つけた町工場は少ない。そんな中、静岡県沼津市にある影山鉄工所(影山彰久社長)が、溶接について学ぶことができる体験工房「アイアンプラネット・ベースオブヌマヅ」を今年7月に開設することに注目が集まっている。同社は2010年頃に約1億5000万円だった売...

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2020/03/10

高校生がAR溶接体験

ポリテクカレッジ千葉(千葉職業能力開発短期大学校)は2月21日、千葉市中央区の同校で開催された訓練研究・総合制作発表会「ポリテクビジョンin千葉」でAR技術を使った溶接トレーニングシステムによる技術体験会を開催した。体験会に参加したのは、同短期大学校の生徒をはじめ、千葉県高等学校工業教育研究会、関東職業能力開発大学校の生徒。AR溶接技能トレーニングシステム「Soldamatic」を使用して溶接を体...

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2020/03/10

溶接女子インタビュー池田麻希さん( 戸敷興業)

「パートの溶接技能者として雇っていただけるなら、ぜひお願いしたい」とは、Rグレードファブリケーター、戸敷興業(宮崎市、阿萬正紀社長)で事務を担当する池田麻希さん。父である阿萬社長は2月末に日本溶接協会の溶接技能者評価試験SA―3F・Hを受験予定の一人娘、池田さんに対し、「即戦力になってほしい」と期待を寄せる。池田さんは現在は「事務がメイン」としながら「働き方改革が話題になる中、将来は私がパートとし...

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2020/02/25

国際ウエルディングショー、大阪最大規模で開催へ

溶接界の一大イベント「2020国際ウエルディングショー」(JIWS)が4月8―11日の4日間、大阪市住之江区のインテックス大阪で開かれる。日本溶接協会(粟飯原周二会長)と産報出版(久木田裕社長)は2月19日、東京・千代田区の溶接会館でJIWS記者会見を開催した。粟飯原会長は「アディティブ・マニュファクチャリング(AM)と溶接に活用されるICT、IoT、AIの最先端技術や新製品が揃う」と見どころを述...

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2020/02/25

日鉄君津 構内6事業所競技会

日本製鉄中央整備室、日鉄テックスエンジ、山九、高田工業所、三島光産、日鉄物流君津ら日本製鉄君津製鉄所構内業者で構成する同製鉄所設備部会は2月13日、千葉県君津市のサンキュウリサーチクリエイト東日本能力開発センターで第3回設備部会溶接競技会を開催した。 【溶接ニュース 第3328号】...

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2020/02/25

19年鉄骨需要472万トン、7年ぶり500万トン割れ

本紙がまとめた2019年(暦年ベースの)鉄骨推定需要量は、前年比8・8%減の472万3100tとなり2012年以来7年ぶりの500万トン台割れとなった。国土交通省の建築着工統計調査報告によると、2019年(暦年)全建築物の着工床面積は前年比2・7%減の1万2756平方mで2年連続の減少となった。公共の建築主は同5・0%減の594万平方mで3年連続して減少、民間は同2・6%減の1万2162万平方mで...

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2020/02/25

特集・自動車産業の溶接技術

日本の製造業を牽引する役割を果たす自動車産業。2019年の国内新車販売数は約519万5000台と3年連続で500万台を維持するなど堅調な推移を見せる。素材から各種部品製造をはじめ裾野が広く、溶接・接合技術の進展も早い。自動車製造における溶接・接合の最新の動向を特集する。 【溶接ニュース 第3328号】...

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2020/02/18

自動車産業の軽量化と溶接技術

自動車の軽量化に溶接技術が大きな役割を果たしている。電気自動車(EV)の航続距離延長などを目的に軽量化を図る一方で、安全を図るために強度の維持向上も求められているため、軽量化素材とその適用技術の開発が加速している。例えば、超高張力鋼板(超ハイテン材)や炭素繊維強化プラスチック(CFRP)などの軽量新素材の開発であるが、これら新素材も溶接をはじめとする加工技術がないと生産に生かせない。そこで軽量化素...

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2020/02/18

ドローン、プラント内で目視検査代替へ

石油プラントの現場では高い専門性や保安知識を持つベテラン従業員のリタイアや若手社員にメンテナンス技術の経験値が継承されていないなど将来における保安面の課題が浮き彫りとなっている。こうしたなかプラントの設備内部におけるドローンの活用に向けて動き始めた。1月末、千葉県内にある出光興産の保有する高さ20メートル、直径35メートル、容量2万キロリットルの鋼製ドーム型ルーフタンク内でドローンを飛行させ安全性...

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2020/02/18

特集 パイプ・チューブ加工

工場プラント内やガス、水道をはじめとしたインフラにも多用される配管・導管に代表されるパイプ・チューブは産業用途から日常生活まで欠かせない重要部材である。その一方、材質やパイプ径が多種多様で、用途も様々なことから加工用途に合った加工が求められる。特集では溶接や切断をはじめとしたパイプ・チューブ加工の動向を特集する。 【溶接ニュース 第3327号】...

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2020/02/18

特集 砥石・研磨布紙

作業者の負担軽減に配慮した砥石が存在感を高めている。現場の人手不足から作業環境が見直され、研削作業においても効率や安全性がこれまで以上に求められるようになってきたためだ。砥石・研磨布紙業界の動向をはじめ、最新技術と製品を紹介する。 【溶接ニュース 第3327号】...

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2020/02/11

現場溶接ロボット普及へ、ゼネコン連携

都心部を中心に大規模プロジェクトが活発化する建設業界で、少子高齢化による人手不足が深刻化する。解決手段のひとつとして建設現場でのロボット適用が期待される中、ゼネコン各社が連携を開始した。鹿島建設と竹中工務店は1月30日、建設工事でのロボット施工とIoT分野で基本合意書を締結し、技術連携を開始したと発表した。開発済みの溶接ロボット技術などを相互利用することで現場への普及を図る。ロボットの普及による低...

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2020/02/11

IHIが構造部材に参入

IHIが、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)などの構造部材に参入する新規プロジェクトを開始したことが話題となっている。現状の50%程度のコストで航空機の羽などに組み上げることができるCFRPの製造を目的とし、同社が機械メーカーなどの立場ではなく、素材加工から着手する取り組みは産業全体にインパクトをあたえるとともに、CFRPが実装した時に向けた異種材接合などの周辺技術の開発も急がれる。 【溶接ニュ...

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2020/02/11

ベトナム人対象の講習会好評、溶接技術センター

日本溶接技術センター(川崎市川崎区)は、技能実習生の比率が最も高い、ベトナム語によるアーク溶接・ガス溶接技能講習を行っている。 1月28日に同センターで開かれたアーク溶接の講習では、関東地区の建設関連企業2社から5人のベトナム人が受講。参加した受講生は熱心に講師の指導を聞きながら半自動溶接の実技に取り組んだ。 【溶接ニュース 第3326号】 ...

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2020/02/11

レーザ切断特集

切断の高品質化や生産性向上という観点からレーザ切断機の普及が進む。近年では、炭酸ガスレーザに代わり、ファイバーレーザ切断機を導入する動きも活発になっている。レーザ切断機市場の現在を追った。 【溶接ニュース 第3326号】...

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2020/02/04

スズキ、構造用接着剤を本格採用

JFEスチールは1月22日、スズキの新車「新型ハスラー」の車体開発において、同社の車体性能評価技術が採用されたと発表。同車の車体接合にはスズキで初めて構造用接着剤が本格採用されている。今回の構造用接着剤の採用に当たって2社は共同で検討を行い、構造用接着剤によって接合部の切れ目をなくし車体全体の弾性変形レベルを抑制、操縦安定性などの車両パフォーマンスを効率的に向上させた。 【溶接ニュース 第3325...

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2020/02/04

ボイラー溶接士全国大会 34選手が競う

ボイラー・クレーン安全協会(前田豊会長)は1月17日、東京・江東区にある産学協同センターで第57回ボイラー溶接士溶接技能競技全国大会が開催され、全国各地から34人の溶接士が日頃の溶接技能を競い合った。競技課題は交流アーク溶接・「下向きV形突合せ片側溶接・裏当て金あり」と同・「下向きV形突合せ片側溶接・裏当て金なし」の2種類を基準時間50分(最長制限時間60分)で行った。 【溶接ニュース 第3325...

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2020/02/04

厚労省、溶接ヒュームの健康障害防止措置報告

厚生労働省は1月20日、「2019年度第3回化学物質による労働者の健康障害防止措置に係る検討会資料」を発表。マンガンおよびその化合物、溶接ヒュームの健康障害防止措置を報告した。 米国産業衛生専門家会議(ACGIH)と欧州委員会科学委員会(EC)で粒径別のマンガンおよびその化合物のばく露限界値が勧告されたことを踏まえ、昨年8月から同検討会においてマンガンおよびその化合物、溶接ヒュームの管理濃度および...

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2020/02/04

水素特集/進む水素系ガスの普及

溶接・溶断作業においても水素の普及が進んでいる。切断用ガスにおける水素系ガスの台頭や脱酸作用がある低水素系被覆アーク溶接棒のほか、ティグ溶接のシールドガスにも溶け込み量が増え、溶接のスピード化を目的として水素が利用されている。各社の水素事業への取り組みや市場見通し、関連製品についてまとめた。 【溶接ニュース 第3325号】...

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