溶接ニュース 2021年10月5日付、第3405号

21/10/05

■溶接の達人を訪ねて
産業界や社会インフラなどで溶接士や技能者の技は幅広い場面で活躍しているが、中には一朝一夕では習得することができない達人技といえる高レベルの技能がある。溶接関連工程の自動化が進むなかでも、人だからできる名人技は溶接士の技と日々の鍛錬が一際輝く場所だ。溶融池がほとんど見えない、不可視の溶接や鏡像を見ながらの溶接に加えて、超極厚板をガス溶断で精密かつ高品位に加工する名人技を紹介する。
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■「米・ファブテック2021」見てある記・優位性を示した日系メーカー製品群
ファブテック2021が9月13日から16日までの4日間、米・シカゴのマコーミックプレイスで2年ぶりに開催された。今回も溶接から工作機械に至るまで、最新製品が出展された。ただ、一部の製造業において経済活動が再開されてはいるもののコロナ禍の影響を受けて、前回開催時に比べ、出展社数は前回比約30%減の921社、同参観者数も20%減の2万4000人にとどまった。そんな中でも溶接ゾーンは連日の盛況ぶりを示し、とりわけ現地法人から出展された日系メーカーの製品群が人気を集めていた。
 今回のファブテック溶接ゾーンは、エントランス中央にOTCダイヘンが一際大きくブースを構え、それを取り巻くようにファナック、川崎ロボティクス、安川電機、小池アロンソンなどが大きな小間で出展しており、日本メーカーの現地法人製品の欧米市場での優位性をアピールしていた。
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■特集・スタッド溶接
スタッド溶接はスタッドと鋼板との間に発生させたアーク熱によりスタッドと鋼板を溶かし、溶融した鋼板にスタッドを接合させる方法。溶接棒やワイヤが不要で、穴あけやタップ立てなどの工程を経ずに、短時間で溶接することができるという効率性の高さから、建築業界をはじめ、自動車業界や板金、橋梁土木など幅広い分野で適用されている。本特集ではスタッド溶接の現場において生産性や作業効率を向上させる新技術の適用事例、関連製品や技術および、市場動向などを取材した。
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■特集・ろう付技術のトレンド
ろう付技術は、空調機器の熱交換器をはじめ、自動車部品や半導体デバイスなど、様々なものづくりに活用されている。近年は製品の複雑化や材質の変化などにより、高度な知見・技術が要求されるようになっている。また最近は銅の高騰により、材料の代替先としてアルミの存在感が高まっている。特集で、ろう付技術におけるトレンドを紹介する。

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