溶接ニュース 2021年9月21日付、第3403号

21/09/21

■鋼管溶接で技能と自動化が融合
パイプの溶接には高度な技能が必要になる。その形状から全姿勢の溶接が必要になるほか、真円を確保するための入熱管理や熱影響対策も厳しくなるためだ。その一方、近年の人手不足などを背景に高効率化に対するニーズも高まっている。鋼管への適用を対象に溶接における技能と自動化の両立などを追った。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■溶射特集
産業界の共通する課題は、2050年のカーボンニュートラル社会実現に向けた取り組みである。しかし、ほとんどが化石燃料に依存している現代社会のエネルギー実状において、二酸化炭素を排出しない自然エネルギーへの速やかな転換はハードルが高い。現実問題として、まず省資源、省エネルギー化など環境に配慮した対応に務めながら、化石燃料から自然エネルギーに徐々にシフトしていかなければならない。そのような中で基材の特性を活かしながら、新たな機能を付加する、あるいは強化する表面改質技術が改めて注目されており、環境に配慮した技術として相性の良い溶射技術もその一つと言えよう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■金属AM特集
金属アディティブ・マニュファクチャリング(金属AM)が注目を集めている。レーザや電子ビームを熱源に金属粉やワイヤを溶融・凝固して積層する造形法で、最近では、アーク溶接を応用したAM技術も登場するなど溶接関係者の関心も高い。適用分野も従来の試作開発用途から、航空宇宙、自動車、医療などの実製品の生産へと広がりを見せる。その一方で、金属の溶融から凝固の造形過程のなかで、歪みや残留応力といった溶接と同様の課題があり金属AMに適した設計や対策が必要となる。金属AMを効果的に使うための、動向や製品技術を特集する。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■甲信越特集
甲信越地方とは、山梨県「甲斐国」、長野県「信濃国」、新潟県「越後国」の3県のことを指す。各県ともに共通するのは、豊かな自然環境の中でも、首都圏からの交通アクセスが年々改善されてきていること。昨今では、Uターン就業、Iターン就業に加えて、田舎暮らし希望の人気としても高まりを見せる。そんな甲信越地域は全国的に、ものづくりの盛んな地域としても知られており、溶接関連事業者数も多い。本特集では甲信越地域にスポットを当て、溶接事業者への取材、地元有力デーラー・メーカーへのインタビューを敢行。溶接関連事業の現状に迫った。

TOP画面へ

お勧めの書籍