第2988号

13/01/29

●《トップニュース》
鋼構造需要拡大へ、インフラ老朽化対策焦点/首都高建て替え提言

新政権が掲げる公共事業推進と昨年末の中央自動車道トンネル事故を機に、社会資本の老朽化対策による鋼構造需要拡大気運が高まっている。太田昭宏国土交通相は「国民の生命と国土を守るための公共事業、社会資本整備を進める」考えを表明し、老朽化する首都高速道路の建て替えなどを検討してきた有識者委員会による提言もまとまった。
●12暦年鉄鋼生産概況/粗鋼、2年連続減産も1億トンは維持
日本鉄鋼連盟は12暦年の鉄鋼生産概況をまとめた。粗鋼生産は前年比0・3%減の1億0723万5000トンと2年連続の減少を示したが、1億トンの大台は3年連続で維持。銑鉄生産は同0・5%増と2年ぶりに増加した。熱間圧延鋼材は同0・1%減と前年比減少が続き1億トンを回復できなかった。
●新日鉄住金、グループ溶断加工2社統合/環境の厳しさ見据え実施
新日鉄住金は、連結子会社で厚板溶断加工を手がける日鉄神鋼シャーリング(大阪市此花区)とシーヤリング工業(堺市西区)を統合する。4月1日付をめどに合併させる予定で、両社が持つノウハウを統合し最適生産態勢やコスト競争力の強化を進める考え。環境が極めて厳しい厚板溶断加工事業で合理化および加工技術ノウハウの結集を図る。
機械・工具ニュース●巳年が始動、東西賀詞交歓会で明るい声
昨年末に自民・公明両党へ政権が交代し、安倍晋三首相の提唱する「アベノミクス」に基づく経済対策に期待感が高まる。円は1ドル90円近くまで戻り平均株価も1万円を回復。近年の中では比較的明るいスタートを切った中、大阪・東京で行われた機械工具商組合や大手機械工具商社の賀詞交歓会でも前向きなコメントが次々と発せられた。

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