第2900号

11/03/29

●《トップニュース》
機器など調整の依頼殺到/大震災でインフラ崩壊、メーカー対応に苦慮

東日本大震災で工作機械のレベル出し(水平調整)依頼がメーカー各社に殺到している。東北関東のユーザーは加工機機に損傷を受け、大破は免れてもセッティングが大きく狂い生産再開には再設定が不可欠だ。ただ、ユーザー訪問が難しく現況を確認できても部品や電力が決定的に不足。各社は長期の粘り強い取り組みを強いられそうだ。
●漏れ止め溶接、ろう付けも不要に/ガス工作物技術の基準解釈例
原子力安全・保安院は3月末日にガス工作物技術基準の解釈例の一部を改正する。溶接の技術基準は、漏れ止め溶接の必要がない「ろう付」の明確化を図る。溶接施工法に関連し製造設備に使用する長手継手を有する管継手に対する規定が明確でないことを踏まえ、あらかじめ確認を不要とする管継手の規格として3種類のJISを明記する。
●高丸工業、西宮工場の披露式/新工場核に提案力高める
高丸工業(高丸正社長)は3月14日、今年2月に尼崎市に移転した同社工場の見学会・披露式典を行った。高丸正社長は「生産設備のシステムインテグレーターとしての役割から、新工場は大型のプラントにも対応でき、各種産業ロボット・CAD/CAMなどを組み込んだ製造ラインの提案を進めていける」と新工場の役割を披露した。
特集●進化する鉄道車両の溶接技術
新幹線やリニアモーターカーなど注目を集めている日本の鉄道車両技術は、着実に世界へ市場規模を広げている。その技術を底辺で支えているのが溶接技術である。従来から使われているアーク溶接やスポット溶接に加え、最近ではレーザ溶接、FSWといった新技術の導入も活発化し、軽量化、美観向上、高生産性などのニーズに応えている。

TOP画面へ

お勧めの書籍