第2889号

11/01/04

●《トップニュース》
第56回全国溶接技術競技会/茨城14年ぶり、愛知4連覇

第56回全国溶接技術競技会関西地区滋賀大会で最優秀賞(優勝)の栄誉に輝いたのは、被覆アーク溶接の部が軽部国男氏(茨城、日立製作所)、炭酸ガスアーク溶接の部が松浦洋氏(愛知、豊田自動織機)となった。松浦氏は前回被覆アーク溶接の部に続く2年連続優勝で現行競技種目初の2種目制覇。茨城県は14年ぶりに優勝を果たした。
年頭所感●日本溶接協会・宮田隆司会長
日溶協の宮田会長は、溶接情報センターの拡充と国際対応に関す事業運営強化、認証・認定事業に関する事業運営推進、一般社団法人移行への準備具体化などの活動に取り組む方針を述べるととともに、協会の存在が溶接関係者の地位向上につながるよう努めていくとの考えを示した。
新春特別鼎談●ものづくり日本の進路、溶接界の課題と展望
【出席者】日本溶接協会会長・名古屋大学理事副総長=宮田隆司氏、日本溶接協会副会長・三菱重工業特別顧問=浦谷良美氏、産報出版社長=馬場信/今後10年で75歳以上の人口が2倍となる「超高齢化」と「人口減少」が不可避な状況下、溶接界においても労働条件や雇用、新技術の開発や需要の創造など、根本的な戦略の見直しが緊急課題に浮上している。こうした状況の中で、溶接界はどのように生き抜いていくのか。
新春特別座談会●全国大会、技能五輪優勝者が明かす溶接技能向上のポイント
豊田自動織機トヨタL&Fカンパニーは産業車両や物流システム機器を生産し、フォークリフトでは世界トップクラスのシェアを誇る。一方、溶接業界においては優秀な技能者を持つことで社名を記憶している人も多い。全国溶接競技会や技能五輪で華々しい成果を挙げている5選手を迎え技能向上の秘けつに迫った。
●2011年・年頭所感
▽関係団体=溶接学会・西本和俊会長/軽溶協・小林紘二郎会長/日本鉄筋継手協会・睦好宏史会長/HPI・関根和喜会長/KHK・作田頴治会長/日本溶接棒工業会・中村皓一会長/JIMGA・豊田昌洋会長/全溶連・深尾定男会長/LPF協議会・宮本勇会長/JSNDI・横野泰和会長/JANDT・松村康人理事長▽企業=キトー・鬼頭芳雄社長
2011年展望と課題●メーカー首脳に聞く、今年の戦略
神戸製鋼所溶接事業部門・中村寿宏営業部長/日鉄住金溶接工業・中村皓一社長/JKW・長谷薫社長/日本ウエルディング・ロッド・山崎達彦社長/ダイヘン・清原祐次取締役兼副社長/タセト・黒川剛志社/ナイス・山本紘右社長/電元社製作所・清水潤一社長/ナストーア・風間寛社長/三菱電機・正垣信雄産業メカトロニクス事業部長/OBARA・持田律三社長/パナソニック溶接システム・正井耕一郎社長長/安川電機・南善勝取締役ロボット事業部長/バブ日立工業・阿部孝夫営業部長/トルンプ・ハラルド・ディッカートマン社長/デンヨー・古賀繁社長/アマダ・柴田耕太郎取締役兼執行役員販売統括本部副本部長/プレシテックジャパン・天野公夫副社長/愛知産業・井上裕之社長/マツモト機械・白石春海社長/スノウチ・渡部康二社長/日本レヂボン・今立康一社長/トーカロ・町垣和夫社長/ニューレジストン・山内憲司専務/大陽日酸・柳田裕久パッケージガス事業部長/小池酸素工業・小池哲夫社長/岩谷産業・上羽尚登専務産業ガス・溶材本部長/エア・ウォーター・塩見由男陸常務執行役員産業カンパニーウェルデング事業部長/日酸TANAKA・吉田和宏社長/大日本アガ瓦斯製造所・鋤柄喜彦代表社員
公共機関にみる溶接訓練●都立城東職業能力開発センター溶接科、西成労働福祉センター、テクノアカデミー浜
●現代の名工を訪ねて
製缶工・岡田節男さん(日立製作所)/鉄道車両組立工修繕工・浜津修弘さん(JR東日本)/板金工・千々岩久さん(富士電機リテイルシステムズ)/アーク溶接工・大西好秋さん(小松製作所)/アーク溶接工・前田民夫さん(菱三工業)
焦点●高校生溶接競技会/全国に波及、初開催相次ぐ
高校生溶接競技会の開催が全国規模で拡大している。少子高齢化に危機感を抱き、競技会を通じ日本のものづくりを支える溶接技能の普及を図る関係者の熱意が、各地の教育当局と協調する形で着実に成果を挙げている。全国に広がりつつある高校生溶接競技会については、技能を競うだけではなく参加することに意義を見出す関係者も多い。
溶接に挑戦●フェニーズ一日体験コース/本紙記者が新聞ラックを製作
話題を追って●SRYAIRのENZEL☆が溶接初体験
●ものづくり熱血漢/日新シャーリング・政清秀樹取締役営業統括部長、茨城アーク・井手上浩社長
●溶材商社の環境事業/日東工機、東京産業、岡谷酸素

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