04/11/20
Feature●“壊す”が前提のものづくり
ーリサイクルできる接合技術を考えるー
環境破壊と接合技術開発は一見結びつかないように思われる。しかし消費型から循環型システムへの変換が求められるなか,従来の高い接合強度と信頼性の追求に対して,今後は製品・部品・材料の分離・解体技術が非常に重要となる。本稿では環境調和型デザインにおける,分離可能な接合技術への取り組みとその具体例を紹介する。
クローズアップ
■スパッタ低減の取り組み
向井康士 (松下溶接システム) ほか
■水素ガス切断システムの開発−水素で切る−
谷口桂一 (コマツエンジニアリング)
■スキャナー溶接
門屋輝慶 (トルンプ)
特集● システムを高機能化
■CAD/CAMシステムの高度化
勘定義弘 (JFEエンジニアリング)
■システム化のためのロボット溶接技術/ロボット周辺技術
竹内直記 (コベルコロボットサービス)
■レーザによる表面処理鋼板の溶接
小野守章 (JFEスチール)
■システム高機能化のにむけたセンシング・モニタリング技術
浅井 知 (東芝)
技術フォーラム●
■進歩する最近のアーク溶接機
三田常夫 (日立ビアメカニクス)
■グリーンパルスレーザによる銅の溶接
内田高弘 (ミヤチテクノス)
産業トレンド
■レーザ加工ジョブショップの機能と役割
荒谷 雄 (レーザックス)
連載講座●異材溶接の基礎とその展開
最終回 新しい固層接合プロセスによるアルミニウムと鉄の接合
中田一博 (大阪大学)
世界の溶接誌から●ステンレス鋼の新しいろう付方法
※ 溶接技術2004年 年間総目次
フォトレポート
製造業の基幹を支える精鋭達が浜松を舞台に熱戦を展開/第50回全国溶接技術競技会開催
溶接技術も商用車の新時代マーケットへ対応/第38回東京モーターショー開催
A5判
314頁
ISBN:978-4-88318-560-3
価格:2,640円(本体価格:2,400円)
A4
138
ISBN978-4-88318-063-9
価格:2,200円(本体価格:2,000円)
溶接学会 溶接法研究委員会
B5判
258頁
ISBN:978-4-88318-060-8
価格:13,200円(本体価格:12,000円)