04/09/20
Feature●溶接をキーワードに世界に拡がるネットワーク
ーJICA溶接研修コースの役割と成果ー
JICA(独立行政法人国際協力機構)は、開発途上国の生活レベル向上と経済発展を導くため、各種のODA支援を行っている。このなかJICAのプログラムにおいて1974年に名古屋国際研修センター(現中部国際センター)に設立され、これまで54ヶ国、311名を輩出してきた溶接技術研修コースの取り組みを紹介する。
クローズアップ
■最近のデジタル制御アーク溶接機の進展
仝 紅軍 (ダイヘン) ほか
■情報家電における精密・微細加工
松下直久 (富士通) ほか
■溶接・接合技術の将来展望
バーティル・ペッカリ (エサブ)
特集● 非破壊検査をとりまく最近の話題
■溶接現場での超音波探傷機 -デジタル探傷器をどう使うか-
池ケ谷靖 (ジャスト)
■FSW精密非破壊検査技術 -超音波フェイズドアレイ法の適用-
江原英治 (アールディテック・アジア)
■カプセルシートを利用したMTフィルム検査法
森次 繁 (川重ファシリテック) ほか
技術フォーラム● 2004国際ウエルディングショーに見る新技術・新製品
■プラズマ溶接へのCO2の適用 -日立アクティブエースについて-
三田常夫 (日立ビアメカニクス)
■低加圧ワンサイドスポット溶接システム
田中康博 (岩谷産業) ほか
■単管パイプのティグ自動溶接装置について
村田彰久 (ムラタ溶研)
■寄稿:セルフシールドアーク溶接法 -異種アーク溶接法の溶着金属の混合-
谷垣 尚 (愛知産業)
■溶接管理技術者評価試験 1級、2級における筆記試験問題と解答例 ※特別級は次号に掲載
連載・質問にお答えします●溶接材料編
第2回 炭酸ガスアーク溶接ソリッドワイヤ
信田誠一 (神戸製鋼所)
入門教室●FSW (摩擦撹拌溶接)
第2回 古賀信次 (川崎重工業)
連載講座●異材溶接の基礎とその展開
第2回 アルミニウムと鉄の溶融溶接
中田一博 (大阪大学)
世界の溶接誌から●アルミニウムの摩擦スポット溶接
フォトレポート
ファイバーレーザで出力10.4kWを実現/IPG社がシステムを開発
トヨタ生産方式の溶接工程がオープンに/車体溶接ラインが初の一般公開へ
歴代の名場面を実物で再現/「プロジェクトX」企画展開催
A5判
314頁
ISBN:978-4-88318-560-3
価格:2,640円(本体価格:2,400円)
A4
138
ISBN978-4-88318-063-9
価格:2,200円(本体価格:2,000円)
溶接学会 溶接法研究委員会
B5判
258頁
ISBN:978-4-88318-060-8
価格:13,200円(本体価格:12,000円)