04/05/20
Feature●世界の溶接界に果たすべき使命と役割
−IIWとわが国溶接界ー
牛尾誠雄 (大阪大学) ほか
本年7月11日から16日まで大阪で行われるIIW(国際溶接学会)の年次大会。ISO9000sの全世界的な普及やEUの経済統合、WTOのTBT協定成立などの影響を受け、溶接要員の資格認証や規格の国際標準化、環境問題などへの取り組みが、溶接界およびIIWに強く求められている。IIWの歴史から資格認証、標準化の動向を検証するとともに、今後国際社会のなかで日本の溶接界が果たすべき役割を考察する
クローズアップ
■テーラードブランク溶接と応用
石橋博雄 (新日本製鐵) ほか
■電子部品のレーザ溶接
岡田直忠 (東芝)
特集● ろう付の特殊材料への適用
■アルミニウムと銅の異材ろう付技術の開発
小山 健 (住友精密工業)
■形状記憶合金とステンレス鋼のろう材
上西啓介 (大阪大学) ほか
技術フォーラム●
■薄板の高速ティグ溶接技術
増子知樹 (東京都立産業技術研究所) ほか
■低変態温度溶材の特徴と適用
早川直哉 (物質・材料研究機構)
テクニカルトピックス●
■次代のハイブリッド溶接
ロバート・メスラー (レンセラー・ポリテクニック)
産業トレンド●統計にみる日本の溶接産業−最近10年の動きを中心に−
製品トレンド●ガソリン−酸素切断システムの提案−
境田惣一 (トヨミツ)
連載・質問にお答えします●環境・衛生器具編
その2 換気・集じんシステム
上福本清隆 (興研)
短期集中連載●エレクトロニクス分野におけるマイクロ接合
第3回 家電・デバイス分野へのマイクロソルダリング接合の適用例 村上喜作 (松下溶接システム)
連載講座●狭開先溶接
第2回 狭開先溶接のねらい−低入熱化− 平岡和雄 (物質・材料研究機構)
世界の溶接誌から●レーザハイブリッド溶接による品質改善
フォトレポート
熟練者によるろう付を自動化/ロータコイルの自動ろう付技術
高温機器構造物の安全性確保に向けて/物材機構クリープ試験30万時間突破
史上最大の規模と内容でITSC2004開催/世界の溶射研究者・技術者一堂に集う
A5判
314頁
ISBN:978-4-88318-560-3
価格:2,640円(本体価格:2,400円)
A4
138
ISBN978-4-88318-063-9
価格:2,200円(本体価格:2,000円)
溶接学会 溶接法研究委員会
B5判
258頁
ISBN:978-4-88318-060-8
価格:13,200円(本体価格:12,000円)