2022国際ウエルディングショー始動 史上最大規模目す 

21/04/19

 我が国溶接界の一大イベントである「2022国際ウエルディングショー」(主催=日本溶接協会、産報出版)が来年7月の開催に向けて動きだした。4月13日、東京・千代田区のステーションコンファレンス万世橋で第1回運営委員会(委員長=西尾一政九州工業大学名誉教授)が開催され、会期、テーマならびに国際溶接学会(IIW)との連携など企画概要が決定した。今回は国際溶接学会(IIW)22年次大会・国際会議と同時開催になる。
 開催テーマは、「日本から世界へ 溶接・接合、切断のDX革命-製造プロセスイノベーションの到来-」。DX(デジタルトランスフォーメーション=最新のデジタル技術を駆使したデジタル化時代に対応するための企業変革)による将来を見据えた溶接・接合関連技術の展示会を目指すことになる。
 会期は2022年7月13-16日の4日間、会場は東京・江東区の東京ビッグサイト東展示棟4、5、6、7の計4ホール。前回(2018年)の東京会場より1ホール増やし、出展社数、来場者数とも史上最大規模での開催を目指す。また、来年7月17-22日には東京・江東区のグランドニッコー東京台場で国際溶接学会(IIW)2022年次大会・国際会議が国際ウエルディングショーと同時期開催も決定していることからIIWとの連携イベントの企画案も発表され、出展社数ならびに来場者数の増加が見込まれるとともに、活性化したイベントとなることが期待される。
 運営委員会では冒頭、西尾委員長が「大阪開催では史上最大規模での開催を予定していた2020国際ウエルディングショーが残念ながらコロナ禍のため中止となるに至ったが、来年、満を持して東京で開催される2022国際ウエルディングショーは、これまで以上に盛大に開催されるものと期待できる。日本の文化は世界で高い評価を得ているが、国際ウエルディングショーとIIWのコラボ企画などを通して世界に日本の溶接文化を発信したい」と述べ、来年の開催に向けて強い意気込みをみせた。
 これを受けて運営事務局を担当する産報出版の久木田裕社長は「すでに2022国際ウエルディングショー開催に向けて多数の問い合わせを得ている。ウエルディングショー史上最大規模の開催を目指したい」と手応えを話した。
 一方で、主要出展社からなる運営委員会メンバーからも「出展社でも新技術や新製品を実際に披露できる場を求めており、参観者側も出展された製品を実際に見て、触れることができる展示会に飢えているはず。来年の国際ウエルディングショーの大いな盛り上りに期待している」と異口同音に開催への期待を述べた。
 また、事務局からは会場が4ホールに増えたことで出展者数が増加し、それとともに来場者の増加が見込まれる。前回(2018年)東京開催時は来場者数は10万人だったことから「2022国際ウエルディングショーでは来場者数12万人を目指し、営業展開を図っていく」とした。
 また、2022国際ウエルディングショーにおいて集客効率が高い関連行事として、国際溶接学会(IIW)2022年次大会・国際会議との連携イベントあげられる。
 年次大会・国際会議については、日本溶接協会の水沼渉専務が「『カーボンニュートラル実現と持続可能な発展を支える溶接・接合技術の革新』をテーマに国際ウエルディングショーと同時期に開催される。ウエルディングショー内で企画されているIIWとの連携イベントでは、IIWのテーマに沿った特設展示が展開され、これにより世界の著名メーカーの出展を促し、世界をリードする最先端技術が一同に展開される」などと説明した。
 これらの相乗効果によりアジアを中心とした海外からの来場者も見込まれることから、溶接に関するアジアにおけるハブ展示会としての役割も増してくることが期待される。

TOP画面に戻る

お勧めの書籍