日本溶接技術センター、50周年式典

19/07/12

日本溶接技術センター(黒川剛志理事長)は7月5日、川崎市川崎区の同センター大講堂で創立50周年記念祝賀会を開き、歴代の関係者など約100人が参集した。同センターは1969年に設立、77年には日本溶接構造専門学校を併設し、以来溶接と非破壊検査を両輪として、多くの企業の中核人材となる技術者を輩出してきた。
 式典の冒頭、黒川理事長は1969年のセンター設立時に関わりの深かった人物として、土光敏夫初代会長、松尾与助、石井泰助両氏の功績を紹介。続けて「わが国は現在転換期にあり、溶接・非破壊検査の技術者不足は顕著となっている。産業技術の発展に貢献するという設立趣旨を果たすとともに、国際化など時代の新たなニーズに対応し、センターのあるべき姿を目指した運営に取り組む」と述べるとともに、これまでの感謝を示した。
 続いて来賓挨拶として、元参議院議員の斎藤文夫氏は「50年前のセンター開所式にも出席し、世界に誇る溶接技術を身に付けてほしいと挨拶したことを思い出す。次の100周年にむけて発展を期待する」。田中和徳衆議院議員は「溶接と非破壊検査の発展に大きく貢献をしてきた。人生100年時代に入るに当たり、これからも優秀な人材の育成は不可欠」と期待を述べた。
 粟飯原周二・日本溶接協会会長は「日本の溶接界を代表する講師陣のもと、多くの優秀な技術者を輩出してきた。溶接はサイエンスの塊ではあるが、技能者の技術があってこそて成り立つもの。日溶協としてもさらに連携を深めていく」と挨拶した。
 続いて阪上隆英・日本非破壊検査協会会長は、「センターはこれまで非破壊検査検査・材料試験の分野で優れた人材育成を行ってきた。溶接と非破壊検査は両輪の関係。ますますの発展を期待する」と述べた。
 アメリカ溶接協会のトーマス・レイナート会長の祝辞が読み上げられたのに続き、豊田政男大阪大学名誉教授の乾杯の発声で祝宴に入った。出席者はこれまでの歴史を振り返りながら旧交を温めた。日本溶接構造専門学校の大北茂校長が「さらに魅力ある学校にするべく変革をしていく」と決意を述べ、中締めを行った。

TOP画面に戻る

お勧めの書籍